まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!
たまに行く餃子の美味い中華料理屋。
飲み放題を始めたらしい。
さて、モチベーションという言葉があまり好きではない。
モチベーションで何だろう。
「やる気」みたいなもの?
英語で言うからそれっぽく聞こえるけど、
結局、「気分」でしょと思うわけ。
モチベーションに左右されるようなものは本物じゃない。
プロの選手が「今日はモチベーションが上がらない」と試合を投げるだろうか。
「今日は練習はやめておこう」となるだろうか。
そんなことはあるはずがない。
プロは、試合をすること、勝つこと、その準備をすることが仕事。
それを「気分」でやったりやらなかったりは無いし、
万が一そんなことに左右された瞬間にプロではなくなる。
サラリーマンは仕事のプロだ。
事務系もいれば営業も、ワタクシたちのようにテニスコーチもいる。
プロはプロの仕事をしなければいけない。
プロの仕事とは、ミッションを達成すること、成果を出すこと、
そのために自己の能力を上げること(勉強とか節制とか)だ。
「モチベーションが上がらないんすよね」と仕事を止めることはない。
芸術家じゃあるまいし、そんなことは許されない。
芸術家は気分が乗らずに作品をつくらなければ収入が無い。
だから、理由は何にせよ、どちらを選択するかは自由だ。
しかしサラリーマン必ず給料がもらえる。
だから、気分で仕事をしないことは許されない。
百歩譲って、もし仕事をしないなら、見えない所に引っ込んで
給料は返納して、仕事をする時に出てくるべき。
スポーツの世界ではモチベーションと言う言葉を聞くことが多いが、
本当の意味でプロならば、そんなものを便利に使うことはないだろう。
何らかの外的要因や刺激で、自らの内面、つまり「やる気」を
コントロールされるなんてことは、まったくもって本物じゃない。
錦織圭のラケットサポートを長らく担当しているMさん。
圭に聞いたことがあるそうだ。
「これだけ稼いで、名声も得て、もう試合はいいやって思うことないの?」
「ないですね。テニスが好きだし、こうして勝負するのが好きなんです。
お金とか名誉はあまり考えないです」
Mさんは言う。
「圭だけじゃなくて、選手は皆そうなんだと思います。
テニスが、勝負が好きなんです」
そこに戦うためのモチベーションは存在しない。
当然の行為として、それをする。
好きだから。
仕事はどうだろう。
ワタクシに限って言えば、モチベーションは無い。
と言うかあまり考えたことがない。
プライベートや仕事が上手くいく、いかないとか、
常にストレスはあるし、波はある。
しかし「モチベーションがさぁ」で動きが止まることはない。
そんなことを言い訳に動きを止めるような余裕もないし、
大きな意味では自分なりの使命感や責任感の方が大きいから、
動きを止める、やめるという選択肢はない。
そこでモチベーションを理由に仕事を止めたら
(会社から)報酬を得ているプロではなくなる。
仮にモチベーションなるものがあるとすれば、
それは深層にあるもので表面には出てこない。
大げさに言えば、生きていくことそのものじゃないかなと思う。
だから「モチベーション」を軽々に口にしたくない。
というか、そもそも出てこない。
そんなものは体の良い言い訳、偽物だ。
モチベーションをセンターに据えたら、
毎朝の仕事もランニングも出来ない。
気分でやったりやらなかったりして良いなら、
ワタクシのようないい加減な人間は3日と続けられないだろう。
必要なことだと思い「毎日やる」と決めた。
だからやる。
理由はそれだけ。
習慣化でしかない。
言い訳、自己正当化に「モチベーション」を使って欲しくない。
本質はそれを上回る責任感、つまりプロ意識だと思う。
ワタクシはしがないサラリーマンだが、
サラリーマンも仕事で報酬を得ているプロだ。
だからプロの仕事をしなければいけない。
それが前述の
「仕事をすること」(これ最低限ね)
「成果を出すこと」(ああ、これは是非とも欲しい)
「そのために研鑽を積むこと」
である。
ちなみに最後の「そのために研鑽を積むこと」はしない人が結構多い。
これって、スポーツだったら「練習」や「トレーニング」ということになる。
つまりパフォーマンスを上げるために当然すべきことだ。
「試合」だけしていても、望む力はつかないのは道理である。
なのに仕事になると、どうして「試合」だけで良いと考えるのか。
「試合」という勤務時間の他に「トレーニング」しないと強くならないのに。
デキる人はそこで何かをしているはず。
酒飲んで管巻いてる人との差は広がるばかりだろうなぁと思う。
何れにしても、モチベーション主導で動いているようじゃねってこと。
ましてや、その原因を他人や周辺環境のせいにしているんじゃ救いようがない。
すべては自分の中の奥底にあるものだと思う。
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