コートとか、存続とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

日比谷のど真ん中にフットサルパーク。
IMG_1929
どこかのフットサルチームのコートなのかな。
スポンサーもついているようだ。

テニスコートも入りそうなサイズだな。
テニスもこんなシーンに登場するようになるといいな。

 

さて、組織の命題はなんだろうと考えてみた。

一つは「存続」だろう。
組織は続いていかなければいけない。

そこには構成員(社員等)がいて、取引先があり、
家族や関係者がいてと、多くの関わりで成り立っている。
組織は社会の公器なのだと思う。

組織が永続的かつ発展的に続いていくことは
組織の大きなテーマというか責任だ。

事業を継承していくこと、次代の体制をつくることはそう簡単ではない。
多くの時間とコストと手間をかけなければいけない。

ワタクシはサラリーマンなので、実のところはよくわからないが、
経営においては大仕事の最たるもののような気がする。

 

一方、短期的な「存続」も重要だなと思う。

これは、「誰かが抜けても問題なく回る組織」という意味。

株を持ち、個人保証がついている経営陣は別として、
一社員が抜けた程度で会社の屋台骨は揺るがない。
そんなことで機能不全に陥る組織は、組織としての体をなしていない。

誰かが抜けても、別の誰かがその任を背負える。
仲間がいなくなるという感情的な部分は横に置いて、
実務的には何も困らない。
それが組織であることの大きな意味合いだと思う。

だから、「オレがいないとウチは回らない」なんてことはないし、
そんなことを思っているとすれば、それは大きな勘違い、
思い上がりである。

または、本当にそんな組織であるのなら、
トップや幹部が組織であることの意味合いを分かっていないということ。
一部の力やスキルに依存することは、組織として大きなリスクだ。

ということで、誰かが作り出した新しい仕事は、
その人が発案者、先駆者として評価されることは大事だが、
その先に、研修やマニュアル化により「皆が出来る仕事」に
していくことが重要。

「これはオレが考えた、オレの仕事」と抱え込み、
しがみつき、ブラックボックス化することは
組織のためにはならない。

すべきことは、最初は特殊だったかもしれないことを
誰もがわかるようにブレークダウンし、「標準化」することだ。
レベルが落ちるということではなく、新しい、または特殊だったことが、
その組織にとって「普通」になることで、組織の価値が上がるということ。

「最初に考え、作ったこと」は素晴らしい。
それは評価されるべき。
そしてそれを「標準化し仕組み化」すること、
それが出来る能力も強く評価されるべき。

自らの手柄にして抱え込むようなマインドから
組織的な進歩は生まれない。
どんな新しいことも、どんどん標準に落としていくのだ。

そして最初にそれを思いつき、考え、形にした人間は
それを捨て、次の新しいこと生み出す作業に取り掛かる。
それが組織と個々がシンクロして進歩成長するということだろう。

この日常的な「存続」のための努力や行為、マインドは、
ワタクシたちのような一社員にも出来ることであり、
組織の足腰を強くする大きな要素じゃないかと思っている。

つまり、何が言いたいかっていうと、
何年も前のヒットやファインプレーにしがみつかず、
どんどん公開し、広め、渡し、
次のことをするような人間を増やすってこと。

過去と現在にしがみつくことで未来は開けないし、
それは「発展的存続」をも阻害することである。

「3秒前はすべて過去」なのだ。
次、行こう。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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