調整とか、開幕!とか。

テニス用品


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

一世代前のHEAD SPEED REVPROを1使っている13歳児。
つまりもう3年以上使っていることになる。

彼も体格が変わってきたし、相手や受ける打球も変わってきたはず。
グリップサイズも1だし、そろそろ交換した方が良いと思うのだが、
本人はこのラケットがお気に入りらしい。

ストリングの種類や張りに注文をつけるのだが、
けっこうヘタってきたであろうフレームは
頑なに使い続けるという頑固さ。

しかし先日の敗戦後、思うところがあったらしい。

「ラケットは変えないけど、調整してもらえますか?」

「どのように」

「グリップを1と2の間くらいにしてください」

「1,5くらい?」

「1,7くらいでお願いします」

(細かいな)

「あと、重さを280gにしてください」

「バランスは?」

「あんまり変えないでお願いします」

ならばいっそラケットを変えればとも思うのだが、
どうもそれは嫌なようだ。

ということで、作業開始。
IMG_5974

本来ならグリップのパレット交換で
G2にしてしまえば良いのだが、
G1,7だから微妙に調整していくしかない。

昔だったら、薄いプラ板をパレットに貼り付けたりしたのだが、
材料がないのと面倒なので、様々なメーカーのグリップテープを巻いては握り、
外しては握りで少しずつ調整する。

途中、外しておいたグリップを妻が気を利かせて
捨てようとするハプニングもありつつ、なんとか完成。
IMG_5973
13歳児に握らせる。

「うん、いい感じ」

もう1本を同じにする自信は全くないが、
そこはもう仕方がない。

今度はウエイト。
IMG_5975

現在は張り上がりで275g。
13歳児が言っているのはストリング無しで280gなので、
予測しながら少しずつ調整。

最終的にはスロートにウエイトを貼った。
IMG_5976
多少、トップが重くなったが、ドンピシャでいけたはず。

「どう?」と渡し、振らせてみる。

「うん、大丈夫。いい感じ」

そうですか。
いい感じですか。

それよりもフレームのヘタリと
バンパーの摩り切れ具合が気になるのだけど・・

そんなに繊細なテニスだとは思わないが、
本人が納得して使えるならそれでいいか。

もう1本も同じにしなきゃ。
そっちの方が大変そうなだなぁ・・・
面倒な男だぜ。

 

さて、全日本テニス選手権が始まった。
初日の昨日は女子の予選1回戦。
今日からは男子予選が始まる。

Team RECからは竹島駿朗プロが予選に登場。
予選の3シードだ。
DSC_2884
(もう少しで本戦ダイレクトだったのにね)

初戦はNo3コートで10時から。
DSC_1992

DSC_1982
(写真は全国実業団)

もちろんワタクシたちも応援に行く予定。
ガンバレ!駿朗!

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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