まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
最近は朝早めの通勤である。
冬の朝のピンと張り詰めた空気は気持ちが良い。
信号待ちで、ふと横を見ると。
川から湯気?朝靄?
よく分からないが、この写真以上に幻想的な風景だった。
日本の四季って素晴らしいと、ガラにも無く思ったりした。
さて、シューズである。
先日、子供たちにいじめられている亀を助けたお礼に
連れて行ってもらったテニスコート。
亀さんに、「どうぞ、これも試してみてください」と勧められたのがこれだ。
Prince PROHOLD TOUR Z AC
■本体価格 ¥13,800
■サイズ 23.0~29.0cm
■アッパー 人工皮革+エコ耐摩耗人工皮革(爪先部分)
■アウトソール 耐摩耗ラバー
■機能
・アスリートラスト ・セミボードラスティング
・スーパーエナジーリアクション ・ハイパーツイストコントローラーDB
・アスリートトウガード ・アーチサポーターツアー
・デュアルカウンター ・ツイストソール
・トリプルブロッカー ・マルチベンチレーター
・ワイドグリップソール
プロホールドツアーはその名の通り、機能満載のツアー系モデルである。
シューズにもツアー系などがあるのかと言えば、それはある。
軽さを追求したライトウエイトモデルから、履き易さのワイドモデルなど、
シューズタイプは様々。
各社トップモデルには、ハードな動きに耐えられるツアー系を持ってきている。
プリンスのプロホールドツアーも同ブランドの最高峰モデル。
選手のフットワークをしっかりサポートすることを目的に
開発されたモデルである。(と思う)
実はワタクシ、プリンスのシューズを継続的に履いたことが無いのだが、
試打会等で試履きシューズがあれば、必ず足入れしてプレーをしてはいた。
プリンスのシューズはある時点からガラリと変わった。
何年も前、トリプルスレッドシリーズをリリースしたあたりだったか、
足のホールド性が急激に良くなった。
開発担当者が変わったのか、詳しい事情はわからないが、
確実にあるターニングポイントを感じたのを覚えている。
シューズのフィット感は踵部から土踏まず部までの
ホールド感に拠るところが大きいそうだ。
極端な話、足の先端部、指はパーでもチョキでも良いそうだ。
これは国内メーカーA社のシューズ担当の方からも聞いた。
そして踵部の構造は複雑で、非常に高い技術が必要らしい。
その踵部のホールド感が良くなったのが、プリンスのシューズである。
実際、Ken’sでもプリンスのシューズは人気が高い。
リピーターが多いことからも、その性能の評価が伺われる。
さて、そのプロホールドツアーだ。
このシューズ、ローカットに近いフォルムである。
ツアー系、選手向けというと、ミッドカットでくるぶし付近まで
しっかり包み込んだほうが良いというか、安心する印象があるが、
プリンスは思い切ってローカットである。
初めて見た時の正直な印象は「頼りない」「大丈夫?これ」だった。
しかし履いてみて驚いた。
ローカットとは思えないホールド感。
これがプリンスシューズの技術の高さなんだろう。
ホールド感、フィット感に大きく影響しているのが、アッパーの取り付け方。
このシューズは、セミボードラスティングアッパーという手法で、
中足部のアッパーをつり込み構造にして、ラスト(足型)の形状をよりシャープに再現、
フィット感を向上させているのだ。
簡単に言うと、ソールの上にポコッとアッパーを乗っけずに、
足を包み上げるようにソールからアッパーを繋げているのだ。
これによって、ソール~アッパーの一体感が増し、
足を包み込むようなホールド感、フィット感になっているというわけだ。
実際、履いてみるとそのれは顕著。
足にシューズ全体が吸い付くような印象だ。
普段、アディバリケードを履いているワタクシには、
ソールはかなりソフトに感じた。
アディバリケードのソールは、ガッチリと堅く、あまり足裏に沿って動いてはくれないが、
プロホールドツアーは足底の屈曲に合わせて、キレイに反ってくれる印象である。
このタイプのシューズはコート面を感じやすいので、
自分の意思がフットワークにダイレクトに反映される印象がある。
足上部の包み込みは若干、キツめ。
ただ、履いていくうちにこれも徐々に馴染んで、適度なものになった。
ひとつ不満はシューレース(靴紐)。
ゴツゴツしているのに、若干ヤワで締めにくい。
これは改良の余地ありかな。
まあ、紐は買い換えれば済む話ではあるけど。
あ、言い忘れたが、このカラーはまだ発売されていないものだそうだ。
(来年発売の限定だったっけ?スミマセン、忘れちゃいました)
ということで、久しぶりに履いたプリンス・プロホールドツアーは、
足の動きに正確に応えてくれる、頼れるシューズだった。
オススメです!
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