懐かしラケット ブリヂストン

日曜日の朝、Ken’sテニスクラブららぽーとで子供とテニスをした、
いつもは近所のレンタルコートを借りているのだが、
様子見がてら、Ken’sららぽーとでテニスをすることにした。

支配人に頼んで、目立たないようにいちばん奥の
端っこのコートをおさえてもらって2時間。

いつものコートは、横に何面もつながっているので、
ボールが果てしなく転がっていってしまったりと、
かなり気を使うのだが、2面ブロックに区切られた
Ken’sららぽーとのコートは使いやすかった。

天気が悪かったり、仕事だったりで、なかなか出来なかった
久しぶりの子供とのテニスは楽しかったっていうか、心が和んだ。

プレーを終わってコート代の清算。
大事なことに気がついた。

Ken’sスタッフの割引価格を決めていなかった。
支配人のヤマグチが「どうしましょう?」と言ってくれたが、
決まっていないものは仕方が無い。
ワタクシが忘れていただけなんだし。

ということで、普通にコート料金を支払った。
思わぬ売上にヤナグチは嬉しそうだった。

さて、そんなわけで、これもKen’sららぽーと
倉庫から出土された一品だ

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BRIDGESTONE  B10mid
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昔のものなので、スペックは割愛。

ブリヂストンがテニスに参入後、比較的初期のモデルだ。
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時はウッドラケットから、カーボンなどの新素材へ移行する戦後時代。
国産メーカーの両雄である「カワサキ」「フタバヤ」に国内外から
様々なメーカーが割って入った。
その中のひとつがブリヂストンである。

ブリヂストンは、飛ぶ鳥を落とす勢いの福井プロを
専属プロとして、一気に日本市場に攻勢をかけた。
カワサキの看板だった福井プロのブリヂストンへの移籍には
本当に驚いた記憶がある。

ちなみにワタクシ、福井プロがカワサキ時代、
(たぶん)最後に使っていたグラファイト707を使っていた。
で、その後、追いかけるようにブリヂストンのB10/01に替えた。
初期のブリヂストンラケットの代名詞になったのが
このB10シリーズだったのだ。

カーボンながらソフトな打球感とホールド感は、
針の穴をも通す福井プロのコントロールテニスを支えた。
(と思う。福井プロ、僭越でゴメンなさい)

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ブリッジに搭載されたバイブレーション・スタビライザーなどは、
振動吸収のシステムとしては、現在もじゅうぶんに通用すると思う。

そのワタクシは、B10シリーズから派生した、
「BX」というラケットを使った。
確か、白戸プロが使っていたと記憶している。
B10とはまた違った、硬質なフレームは戦闘意欲を
じゅうぶんに掻き立ててくれるものだったっけ。

ちなみにこのブリヂストンBX(2本)は、当時超のつくほど貧乏で
新品を買えなかったので、知り合いのジュニア選手の使い古しを
安く譲ってもらったっけ。
そのジュニア選手は後年に全日本出場、
そして某大手スクールチェーンの責任者だったりした。

そんな下積みの頃の思い出もあったりする
懐かしのブリヂストンラケットだ。

う~ん、まったくためにならない話だ・・・

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