Ken’s千葉でプロテストが実施された。
プロテストとは、(社)日本プロテニス協会が認定する
プロコーチのライセンステストのことである。
このプロコーチ資格は、アメリカプロテニス協会と提携、共通のテストなので、
合格すると日本・アメリカ両方のプロコーチ資格を得られるのだ。
まあ、個人的には、「ライセンスを持っているコーチ=良いコーチ」だとは思わない。
ライセンスを持っていなくとも素晴らしいコーチはたくさんいるし、
ライセンスを持っていても、それなりのコーチもたくさんいる。
ただ、プロライセンスを持っているということは、
規定の講習とテストをクリアしたということで、
コーチとしてのベースは出来ているという
指標にはなると思う。
また、ロクに勉強も練習もせずに合格はしないので、
それなりに努力をしているはずである。
Ken’sでも、コーチたちにプロライセンス取得を奨励しているが、
それは、名前云々ではなく、勉強する良い機会になるからである。
年間を通じ、全国各地で実施されるこのテスト、
今回はKen’s千葉が会場だった。
今回ワタクシは、会場世話係として参加した。
いつものテスター(試験官)じゃないので気が楽だ。
テストを受ける立場だった頃も恐ろしく緊張したが、
テスターという責任のある立場はさらに緊張する。
何せ、自分の採点次第で、その人が職業にしていることの
ライセンスが決まってしまうわけだから、緊張しないわけがない。
今回は会場のご案内とか、生徒さん役の皆さんの誘導とか
・・・、これは旭コーチに任せきりだったっけ。
え~と、とにかく雑用係りである。こっちのほうがいいなぁ。
で、ホームコートのKen’sのコーチも何人か受験した。
いや、誰が受けたかは言わないけど。
このテスト、打球テストからレッスンテストまで多岐にわたる。
打球は指定のエリアに指定の球種で何球入ったかで決まる。
もちろん打球は入った入らないが明確だから、
合否もハッキリしている。
レッスンテストもたくさんの細かな項目がチェックされる。
生徒さんの情報を何項目聞き出したか、
コーチは自己紹介で何項目話したか、
生徒さんの名前を何回呼んだか、
レッスン開始から実際にボールを打ち始めるまでに何分掛かったか、
生徒さんの問題点を適切に見出したか、
その矯正法は適切だったか、
ドリルは何種類行ったかなどなど、
とにかく膨大な項目がチェックされる。
これは感覚的な評点にならないためには重要なことなのだ。
ただ、採点するほうも本当に大変である。
で、そんな難関にKen’sのコーチも挑んだのである。
誰が受けたかは言わないが。
あれ、そこにレッスン基準書を真剣に読んでいる人がいるぞ。
いや、誰が受験したかは言わないけど・・・
無事にひと通り終わって、世話役のワタクシと旭コーチもひと安心。
テストの結果は後日発表なので、受験生は落ち着かない。
自信がある者、やっちまった者、悲喜こもごもである。
いや、誰が受験したのかは言わないけどね・・・・
みんな合格だといいなぁ。
誰が受験したのかは知らないけどね。
コメント