先週の「メチャイケ」、テニス賛否両論のようだ。
以前のセミナーで、松岡修造さんが言っていた。
「ボクはテニス界のためには何でもします。
TV局に企画書もたくさん出してるんですが、
なかなか採用してもらえないのです」
番組中に出てきた松岡さんの企画書はホンモノじゃないかと思う。
一所懸命に取り組んでいたのだと思う。
そういえば、少し前のこと、プロテニス協会の仕事で
他社のスクールさんにお邪魔した時、
ナイナイの岡村さんが秘密特訓に来ていた。
コーチの言うことを聞いて、超真剣モードで練習してた。
ホント、驚くほど真剣だった。
だからワタクシは、真剣につくった番組だと思う。
そんなわけで、子供は、大手スポーツクラブの
テニススクールには入らないことになった。
というか、ワタクシがいまひとつ納得いかなかったのだが。
「お父さんが教えます!」と言ってしまった手前、
なんとかテニスが出来る環境を整えなければいけなくなった。
さて、どうしよう?
で、頭に浮かんだのが、近所の公園のコート。
目の前のグランドでは、キャッチボールの常連だが、
テニスコートは利用したことがない。
いったいどうやって使えばよいのかも分からない。
仕方が無いので、会社帰りにコートに行き、
入り口に掲示してある利用規約を読んだ。
どうやら、ほとんどの時間帯が登録団体の利用時間のようで、
個人で使用できるのは、1日2時間のみだった。
しかも、1回30分で交代。
何とも、短いチャンスである。
まあそれでも、初めてならじゅうぶんだろうと、
週末に行ってみることにした。
いよいよ、コートデビュー数日前。
忘れ物に気がついた。
ボールが無い・・・
そうだ、テニスをするにはボールが必要。
あんまり考えたこと無かった。
10個くらいじゃ足りないだろうな、どうしようか。
と考えていたら、ちょうど、Ken’s成田校で
セットボールを売っていた。
100個購入。
カゴは借りた。
スタッフ価格じゃなかった。
普通に買った。(セコイこと言うなって!)
さてさて、週末がやってきた。
フリータイムの時間帯にコートへ。
想像通り、30分しか使えなかった。
ラケットでのボール突きと、ボールを上から落としての
スタンディングヒットで終了。
それでも、じゅうぶん楽しかったようだ。
「テニス?やらな~い!」と言っていた
6歳児もつられて参加。
なかなかタイミングが合わずに苦戦していたが、
打球がネットを越えると大喜び。
彼なりに達成感はあったようだ。
風邪っぴきワタクシ、すっかりパワー使い果たした。
しかし彼らはやる気。
「明日もやるんだよね?」
仕方ないので、次の日も付き合った。
スタンディングヒットから、前方からの手投げ出し。
昨日から一歩前進である。
下の6歳児は、上からボールを落とすスタンディングヒットだと
上手くタイミングを取れないのに、前から投げたボールは
上手にネットを越す。
今までの、初心者指導理論とはちょっと違う発見だった。
2日目も30分だったが、サービス(みたいなもの)まで打って、
それなりに満足しつつ終了。
もう少しやりたいところだが、まずはこんな感じで良いか。
2日後の朝食時、6歳児が突然言った。
「タッくん、テニス選手になる!」
え~!キミ、まだテニス歴60分・・・・
「ポニョ、人間になる~!」、くらいの衝撃発言だった。
まあ、気に入ってもらえたから、良かったか。
今後、どんな展開を見せるか楽しみでもある。
コメント