ツアーバッグとか、Wilson ULTRAシリーズインプレ!とか。

テニス


デカっ!

レックインドアテニススクール西東京のイベントに
ウイルソンさんが持ってきてくれたディスプレイのツアーケース。
ラケットと比べるとその大きさが分かると思う。

どれどれとあちこち開けてみたら、ちゃんとしたつくりだった。
ウイルソンスタッフさんが「デカラケ入れるためです」と言っていたが、
デカラケ入りますか?これ。
ウソだと思う。

さて、突然だが、Wilsonの新しいURTLAシリーズが発売になった。

情報解禁&発売は7月15日、昨日である。
情報解禁と発売日が同じって、最近ちょくちょく見る。
ウイルソンスタッフさんによれば、本国からの情報管理要請が非常にうるさい、
あ、いや、厳しいのだそうだ。

情報を出しておいて、発売まで期待を持たせてというパターンもあるが、
情報解禁とともに発売って、自信が垣間見えるところがすごいわ。


新しいWilson ULTRA はV5、5代目になる。
実はひと足早く試打をさせてもらっていた。

まずはこのカラーリング!
またまたブルーである。

Prince PHANTOM、YONEX EZONE、BabolaT PUREDRIVEと
ブルー戦争が勃発中のラケット市場だが、そこに新たな刺客登場。
ULTLAもブルーで攻め込んできた。

それにしても鮮やかなブルー。
めっちゃ目立つ!

ULTRAシリーズは数機種あるのだが、中でも一番気になったものからご紹介。
ULTRA100から行くのが王道だと思うのだが、ワタクシがビビッと来たのがこちら。

ULTRA TOUR 98J V5

■フェイスサイズ:98平方インチ
■ラケット長:27.25インチ
■ウエイト:290g平均
■バランス:330mm
■フレーム厚:22.0-22.0-22.0mm
■ストリングパターン:縦18本 x 横19本
■グリップサイズ:G2 / G3
■価格:¥41,800(税込)

98フェイスのJスペックである。
若干軽量のハンマーバランスモデルだ。

実はこのJスペック、アメリカ本社はあまり重くみていないらしく、
「いる?J」みたいな感じらしいのだが、日本では外せないスペック。
ウイルソンジャパンのO氏が「日本では絶対にこれが必要!」と
強く要望して日本発売が実現したものらしい。

そんな想いを象徴するかのように、スロート内側には日の丸。

カッコいい!
特別な思想はないけど、やっぱり日の丸は燃えるよね。

フープ内側にシルバーライン。

グロメットのブルーと相まって絶妙なアクセントになっている。

ストリングパターンは18×19。

目の細かさが面安定性を期待させてくれる。

実は個人的にハンマーバランス系はちょっと・・・
なのだが、「とにかく打ってみてください」と言われ、
まずはこの98Jから打ってみた。

おっ!悪くない。
バランスの驚嘆さも感じないし、むしろ取り回しいいかも。

軽量と言いながらも、しっかりヘッドが効いたスイングになるので、
パンチ力が上がった感じ。
インパクトでボールに伝わる力にロスがないというか、
よりパワーが増しているフィーリングである。


面剛性は高めに感じる。
ストリングとテンションが聞いていないが、
フェイス(ストリング)のたわみはそれほど感じなかった。
年齢のせいでスイングスピードが落ちてきたからという声もあるが、
そんなことはない。(と思う・・たぶん)

しっかりした面剛性、そしてハンマーバランスのパンチ力がミックスされて、
パワーのあるボールが飛んでいくイメージ。
これはいい!

スピンはしっかりスイングして潰していく感じ。
ストリングで引っ掛けるよりもしばいて掛けるってイメージかも。

個人的にはもう少しボールが上がると嬉しいが、
ストリングパターンからそういう設計じゃないので、
これは自分でアジャストしていけば問題なし。

ボレーもしっかり目の打球感なので、コントロールしやすい。
ラケットのアシストが効きすぎて、思わぬ方向にってことはない。

基本的にバランスの取れたラケットだと思う。
そこにスペックとバランスセッティングでパンチを効かせているという、
オレにまかせろ的な力を持っているのが、このULTRA TOUR 98J V5だ。

290gという扱いやすさは支持層が広いと思う。
まずはこのパワーを体験してみてほしい。

そしてなにより鮮やかなブルー!
(なんとかブルーって言ってたけど忘れちゃった)
コートで映えること間違いなしである。
オススメです!

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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