まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!
スポーツクラブも長く通うと細かな不満もあったりする。
そのひとつがシャワー。
お湯を出す部分がプッシュ式というアレなのだが、
ここ最近でその時間がやたらと短くなった。
あまりにすぐに止まるので、
押しては洗い、洗っては押しと、
ほとんど底抜け脱線ゲーム状態。
時間を計ってみた。
ボタンを押してからお湯が止まるまでの時間が2秒。
2秒で止まるシャワーって・・・
おそらく多くの人が片手でボタンを押しっ放しで
シャワーを浴びていると思う。
経費削減のための措置なのかもしれないが、
そんな細かなところでブランドイメージを落としてどうする。
店舗数が多いから、チリも積もれば効果も大きいのかもしれないが、
あまりに極端でみみっちい節減としか言いようがない。
ワタクシ的にはこの作戦は失敗じゃないかと思う。
サービスとコスト削減のバランスって難しいね。
さて、ウイルソンのニューモデルラケットである。
今度のブレードシリーズ3機種。
BLADE98S
■フェイスサイズ:98平方インチ
■ラケット長:27インチ
■ウェイト:294g
■ストリング:18×16
■バランス:330mm
■フレーム厚:21.0mm
■グリップサイズ:G2 / G3
■価格:33,000円
ワタクシ大好物のフラットビーム&ボックス系フレームである。
初代BLADEはワタクシも一時使っていた。
キレイにしなる良いラケットだった。
ちなみに画像は商談にお邪魔した時のものなので
ストリングは張っていない。
今回のBLADEはカーボンが変わった。
手前がこれまでのカーボン、奥が今回採用されたカーボン。
違いが分かるだろうか?
今回のカーボンの方が編み方が粗くなっている。
このカーボンの粗さがフレームのしなりを生み出し、
よりボールをくわえる効果を生むのだそうだ。
もちろん、くわえるといっても、しなるだけではコントルールが悪くなる。
そこはウイルソン得意のバサルトファイバーを増量し強度確保。
これによって、くわえ込み、しなやかさ、
そして反発力が高次元で融合したというわけだ。
打ってみた。
柔らかい。
これまでのブレードとは随分違う印象。
たわみというか、しなりというか、
いい感じにフェイスがボールを包んでくれる。
最近の流行りである金属的な固い印象とは対極の打球感である。
柔かいといっても、ヤワではない。
しっかり粘って、打ち出しでのパワーロスは感じない。
ボックスフレームの良さを上手く引き出しているような印象である。
このあたりの絶妙さが最新のテクノロジーってことなのかも。
Sラケなので、当然スピンは掛かる。
前モデルのBLADE98Sとは少し違う掛かり方。
前モデルは限りなく普通な感触で、気づけばヘビースピンだったが、
今回はフェイスのくわえ込みのせいか、明確にボールをグリッと
とらえて回転を掛ける感じがする。
その分なのか、イメージよりも少し上にボールが出る感じ。
最初の数球はアウトしたくらいに感触が違うものの
慣れればそのスピンの掛かり具合で、ズドンとコートに
ボールを収めることができる。
まさにいくら振っても入る気がする感じである。
この安心感は大きい。
カーボンの編み方が違うとこうも感触が変わるのか。
いやぁ、すごいな。
と言いつつ、個人的にはもう少しガツンというフィーリングも欲しい。
逆に言えばそれだけ扱いやすいラケットってことなんだろうけど。
トップスピンに気持ちが行きがちなSラケットだが、
実はスライスやサービスでもその恩恵は大きい。
スライスはギュインと乗って、
ボールがホップするかと思うくらいに飛んでいく。
厳しい体勢でも無理に腕を振って送り出さなくて済むから楽である。
サービスのスライスも半端じゃない。
通常の数割増しの曲がり方でボールが飛んでいく。
ストリングの粗さの恩恵なのか、ボールが失速しないものもうれしい。
ボレーはそこまで粘らなくていいんじゃないかなという感じ。
スパン!とボールが離れてくれる方が
キレの良いボレーが打てそうな気もするが、
コントロール的にはメリットも大きいし、そこは好みだろう。
とにかく、けっこうソフトな印象になった新しいBLADE。
うーん、ソフトというとちょと違うのかな。
しなやかで強いという不思議な進化って感じだろうか。
ここしばらくのカンカン系の進化に一石を投じるモデルだと思う。
スピン命の男性プレーヤーの方はぜひ一度試してみるべき。
簡単にヘビースピンが得られるはず。
オススメです。
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