まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!
とある日の12歳児。
卓袱台に正座でお勉強。
やはり勉強は続けるらしい。
そして受験用の過去問題もやるらしい。
「今日は過去問やるから、テニス行けないかも」
「なんで過去問やるの?受験終わったじゃん」
「塾の先生がやりなって言ったから」
「じゃあ、塾の先生に聞いてみるよ。おかしくないですか?って」
「だめだよ。とにかくやる」
「いや、過去問は無駄だよ。だってそこ受けないじゃん」
「この前、過去問やったらあんまり良くなかったし、やらないと」
「塾に行くのはまだいいとしても、過去問なんてやんなくていいって」
「バカになるといやだ」
「なんないって!休みなんだからテニスしなよ」
「するよ!テニスも。でも勉強もする!」
「年末年始くらいのんびりしろって!」
「だからノンビリやってるからいいって!」
親子逆転のなんとも不思議な会話。
夫婦揃ってため息である。
勉強しないよりはいいけど、
せっかくの冬休み、もっと遊べよと言いたくなる。
キミは本当にウチの子なのか?
塾に洗脳されてるのかな。
今の子ってかわいそうだなと思うのは、
勉強しなかったワタクシだからか。
きっと彼にとっては普通の事なのだろう。
変なの。
さて、ある朝、六本木へ。
いつも通り迷いながら、展示会場を目指す。
TV東京の横を抜ける。
素敵なところだなぁ。
こういうところに住んでるのって、どんな人なんだろう。
目的のビルへ。
某巨大スポーツブランドが上階にあり、
そこでの展示会である。
会場内は当然ながら撮影禁止。
商品チェックや発注用にiPadを渡され、
専用のIDが発行される。
スポーツ(テニス)関係っぽい人もいるが、
スタッフさんはアパレルっぽい感じの方が多く、
どこかのアパレルブランドの展示会みたいな雰囲気。
若干、気圧されながら、来期の商材の確認。
うーん、定番モデルはなるほどって感じだが、
限定モデルはけっこうぶっ飛んでいる。
正直、読みが難しいところだ。
しかしこのブランド、昔から「おっ?」「おいおい」
と思うようなデザインのものを結局は定着させている。
グラフィックデザインプリントのゲームシャツもそうだし、
もっと昔はアーガイルチェックのゲームシャツもあったっけ。
いつも時のトップ選手と契約していて、
スタンダードを作り出してきた。
さすが世界の2強ブランドだけのことはある。
最近は中国ブランドが台頭してきて、
プロツアーでも使用選手をちらほら見るようになったが、
やはり伝統の重みはこの2強が別格だ。
あれこれ見せてもらい、宿題を抱えて会場を後にする。
良い形で展開出来るように頭をひねろうと思う。
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