まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!
有明コロシアム。
全日本選手権の前半より、デ杯・アジアオセアニアゾーンよりも
観客席が埋まっているような気がする。
これが世界戦の決勝である。
色々なテニスがあり、そしてトップレベルがある。
この日は車いすテニス国別対抗戦の決勝だ。
これもナショナルの試合。
たくさんのお客様に来ていただいて、
テニス関係者としてはうれしい限りである。
さて、そんな車いすテニス国別対抗戦の決勝は日本対フランスである。
ナショナルの試合となればワタクシたちも黙ってはいられない。
デ杯、フェドでもお馴染みのビッグな日の丸を持って参戦である。
そうこうしているうちに試合開始。
まずはシングルス2から。
日本は眞田選手。
どんなボールにも食らいつくファイター。
壁に激突しあわや転倒というところまで動き回る。
しかし相手選手はそれを上回るプレー。
パワー、プレースメントとどちらもハイレベル。
終始主導権を握り離さない。
結局、ストレートでフランスが勝利。
王手をかけた。
やはり何度も優勝している強豪国だけはある。
対するはフランスのエース、ウッデ選手。
幾度となく対戦しているこの二人。
フェデラーとジョコビッチのようなものだ。
試合はどちらに転んでもおかしくない展開。。
国枝選手もビッグプレーを連発。
しかし徐々にウッデ選手が大事なポイントを積み上げる。
ファーストセットを落とし、セカンドセットは一時リードするも
最後はウッデ選手が押し切り、フランスの勝利。
しかし互いに力を出し切った両国。
本当に素晴らしい対戦だった。
そして素晴らしい大会だったと思う。
いつもこんなにお客様が入るのかは分からないが、
それはじゅうぶんに納得できる競技であり、大会だと思う。
実は、車いすテニスの試合をしっかり見たのは初めてだが、とても感動した。
この素晴らしさを一人でも多くのテニスファン、スポーツファンに知ってもらいたい。
感動をありがとうございました。
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