味はお好み焼きと牛丼を足して2で割った味。
つまり1かな。
不味くはないけど、相乗効果で何倍も美味いって感じじゃない。
ちょっとお腹がもたれるし。(歳だよ)
すき家って色んな変わり種牛丼出すけど、
想像通りの味っていうか、劇的に美味くなるものって少ない。
牛丼って不思議だな。
やっぱり一番合うのは、七味と紅生姜だね。
普通の牛丼で完成されているってことなんだろうか。
さて、以前に書いた豪快を絵に描いたような叔父。
大変な病気になり手術もしたらしい。
実家からの情報なのでおそらく正確なのだが、
親戚にも会わないと言っているらしく、母も会えていない。
ワタクシも会いに行きたいのだが、突然行ったら怒られそうだ。
そんな叔父からメールが来た。
「元気でやってるか
お前も娑婆で何とか生きられているようで何よりだ。」
から始まり、自分の病状が書いてあった。
最後は、山の男らしく、山岳部の後輩たちに
山で弔ってもらうことになっているから心配するなとも。
叔父らしい言葉に涙が出た。
会いに行っていいかと返信をしたが返事はなかった。
そんな叔父が再度手術をすると、実家から連絡があった。
意を決して電話した。
「おお、元気か?」
「はい、なんとか。元気じゃないよね」
「まあな、来週手術だ」
「手術?行っていい?」
「手術が終わって生きてたら来い。仕事も忙しいだろうから無理するな」
「はい」(無理にでも行くよ)
無事に手術が終わったと聞いた。
実家と予定を合わせて病院へ。
数年ぶりに合う叔父は少し小さくなっているような気もしたが、
相変わない雰囲気で迎えてくれた。
「ここじゃ何だからラウンジに行こう」
「歩けるの?」
「大丈夫だ」
「もうすぐ昼食じゃ?」
「ここの飯、あんまり美味くないんだ。料理長変わったな、ありゃ」
最初に病気の一報が入った時にはかなり悪かったらしいが、
驚異の回復力でここにいる。
やっぱりすごい人だ。
あれこれ話し込んでいたら、病棟から電話。
「もしもし。ん?ああ、昼飯ね。今日のは美味いの?(笑)
じゃあ、ちょっと食べてみるかな。もうちょっとしたら戻るよ」
うーん、変わってない。
別れ際、
「下のコンビニ行こう。カップラーメン奢ってくれ。病院食よりましだ」
相変わらずだ。
ちょっと安心した。
母親が「何にしても食べられるってことが大事。食べられさえすれば死なないから」と言う。
ワタクシたちがカップラーメン食べたらすごく怒るだろうに。
無理にでも会いにいって良かった。
叔父はまだ生きると信じられる気がした。
恩返しも出来ていないし、まだたくさん教えて欲しいこともある。
また会いにいきたいと思う。
コメント