SHIPSとか、フォースの覚醒とか。

テニス

裏原宿。
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SHIPSって長いよね。
調べてみたら、アメ横の三浦商店〜MIURA & SONS、そしてSHIPSなんだな。
MIURA & SONSが前身だったこと、すっかり忘れてた。
よく、ポパイとかメンズクラブに載ってたよね。
懐かしい。

そういえば、大学生の頃、SHIPSのトレーナー着てたような。
あの頃から、「流行りものには手を出しとけ」って
じいちゃんの遺言守ってたんだな。
(そんな遺言はありません! from実家)

 

さて、先日紹介した、Wilson JACK Kramer。
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まさにワタクシの高校時代に売っていたラケット。

あの頃、国産ラケットのカワサキ、フタバヤは、6,000〜7,000円くらい。
この海外のラケットはめっちゃ高くて、
このJACK Kramerもたしか16,000円くらいだった。

 

で、これを大枚叩いて購入したのが、テニス部のスズキヒデユキくん。

彼も小学校からずっと一緒の友達。
メッチャ運動神経が良くて、運動会ではいつも1着。
小中学校では部活でもエースだった。

それがなぜか高校に入って、ワタクシたちと一緒にテニス部に。
どうしてあんなにスポーツ出来るのに、
まだ愛好会だったテニス部に入ったのだろう。
サッカーかバスケだったら、それなりに頭角を現したろうに。

ワタクシの選択理由は「楽そう」「女子と遊べそう」だったけど、
そういうタイプじゃないんだよなぁ。
いまだに謎である。

 

で、テニスはまったく初めてのワタクシたち。
さすがにテニスの技術要素は運動神経だけでどうにかなるようなものじゃない。
ヒデユキくんも含め、未経験者組は先輩たちからまったく相手にされなかった。

それでも自分たちなりにあれこれガンバッて、まあ形にはなってきた。
ヒデユキくんもそれなりに。
しかし、彼の運動神経を思えば、そんなもん?って感じ。

 

そのヒデユキくんがある時、このJACK Kramerを買ってきた。

なんと!打球から何からが別次元にレベルが上がっだのだ。
速いし、ミスしないし、スピンはえぐいし、どこからでもエース取るし。
まさにフォースの覚醒とはこのこと。
あ、その頃、スターウォーズはないです、まだ。

とにかく、国産ラケット3本分の値段のウイルソンを使った途端、
あれよあれよという間に、チームのナンバーワンに躍り出てしまった。

ラケットでこうも変わるのかと驚愕したものだけど、
たぶん、そうでなくてもヒデユキくんの伸び時と合致したんだろうな。

 

ワタクシも別次元のプレーが出来ると思い、
ラケットをたくさん変えたが、そんなことは起こらなかったのが悔しい。
ちなみに、別次元にモテるかと思って、テニスウェアもたくさん変えたけど、
これはまあまあ効果が・・・ウソです、ごめんなさい。

 

とにかく、このラケットを見ると、ヒデユキくんの覚醒っぷりとともに
懐かしい高校時代が浮かんでくるのだなぁ。

ヒデユキくんはその運動神経通り、体育大に進学し、今は先生になっている。
会ってないけど。

ただ、あれだけ漢字にめっぽう弱かった彼が教壇に立っているってことに
日本の将来への一抹の不安は拭いきれない。

なんせ、「平将門」を「へいしょうもん」って読んだからね。
今は、ちゃんと「たいらのまさかど」って読めんのか?ヒデユキ。

今度、帰省したら連絡してみるか。
これ読まれたらまずいな。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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