DAINESEとか、燃えよ剣とか。

映画

お台場にて。

DAINESEショップ。
th_IMG_4415

ダイネーゼといえば、バイクギアブランド。
th_IMG_4416
ヘルメット、革ツナギ・・・
バイク乗りだった頃、欲しかったけど、高くて買えなかったなぁ。

 

さて、ワイルドスピード9を観に行ったのが先週。

th_IMG_5724

 

映画も久しぶりだなぁなんて思いながら、
奥側の上演館に向かうと・・・

th_IMG_5722

え?!!燃えよ剣が映画化だって!!

マジですか!!

 

「燃えよ剣」といえば、司馬遼太郎の名著。
幕末の混沌した時代を、新撰組そして土方歳三に焦点をあてて描かれた名作。
ワタクシの座右の書の一冊でもある。

「燃えよ剣」は、ずいぶん昔にメーカーの担当者だったTさんに紹介いただいた。
それまであまり司馬遼太郎は読んでいなかったのだが、
「ぜひ!ためブロさんは感じるものがあるはず」と薦められ読んでみた。

幕末ものっていうと、政治駆け引きや活劇的なものが多いが、燃えよ剣はそれではない。
Tさんも言っていたのだが、この本は組織論を語ったもの。

もちろんドラマも勇猛な戦闘シーンもあるといえばあるのだが、
風が変わるだけで、官軍から逆賊へなど、時代に翻弄される組織や、
その中でどうあるべきかを貫いていく話でもある。

特に新撰組の組織改革は時代の変化によって、
適宜組み替えられていく「変化対応」が素晴らしい。
これぞ土方歳三の才覚であり、この時代にいるべくしていた人物である。

 

この本を読んで土方歳三の生き方に感銘を受けた。

組織の掟において、一切妥協をしない姿勢。
それがどんな者であっても例外は認めない。
組織が緩むからである。

新撰組副長として近藤勇を支え、組織のために信念を貫く。
時にはエキセントリックに、時には冷酷に、しかし組織を動かすためにはブレない。
そして、ポジションや支配欲ではなく、組織のためにすべきことをする。

歳三のナンバー2の美学こそが、
自身のロールモデルであると深く感じ入ったのを覚えている。

組織はかくあるべき、そしてこう率いるべき。
そんなことを教えてくれた「燃えよ剣」。
もう何度読み返しただろうか。

 

まあ、ワタクシはナンバー2であったこともあるような無いような。
そして現在はナンバーいくつもでないような立場ではあるが、
規模に関わらず、チームを率いるうえにおいては、バイブル的なものでもある。

 

そんな「燃えよ剣」が映画になるとな。

主演は岡田准一。
これドンピシャじゃないかな。
その他出演者も豪華だし、これ観にいくでしょ。
いやぁ、また楽しみが増えた。
とりあえず、本もう一度読み返そう。

仕事仲間のみんな、迷ったらこれを読むのが良い。
信念を貫くとか、思惑や政治に流されないとか、理不尽な力に屈しないとか結構大変だけど、
変な打算や計算ではなく、信念、真理のもとに動こうと思えるはず。

オススメです。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP