ミニトーナメント

復帰第1戦は悪天候のために流れてしまったバシフィッシングトーナメント
公式戦ではないが、仲間内でミニトーナメントが開催された。

第2戦に向けて、試合勘も戻るだろうし、
フィールドのコンディションも分かるだろうと
参加することにした。

6時半集合、7時スタート、14時帰着というスケジュールだ。

同船者のKen’s本社のSくんとは6時待ち合わせ。
Sクンがその時間で良いと言ったのだが、
ボートの準備などを考えると少し遅めの待ち合わせじゃないか。
大丈夫?

Dsc_8652010

案の定、駐艇場からボートを牽いてきて、
降ろしたらほぼ時間いっぱいだった。
テニスの試合で言えば、開始時刻15分前に会場に着いたようのもの。
何かあったら、対応できないぞ。

まずはルール説明。
Dsc_8654010

集まった、印旛沼の猛者たち。
30数名集まった。

スタート時刻、続々と出船していく選手たち。
Dsc_8659010_2

スタートは重要。
狙ったポイント(場所)に先に入れるからだ。
ポイントは先行者に優先権がある。
狙っていたポイントに誰かが入っていたら、諦めなければいけない。
先にスタートした者、速いボートが有利なのだ。

スタート順は安全性を考慮し、馬力の大きなボートからだ。
ワタクシのボートは、それなりに前の順番のはずなのだが・・・

ギリギリに来たのが仇になり、まだ準備が出来ていない。
Dsc_8651010

ロッド(竿)にライン(糸)も通していなければ、
当然ルアーもついていない。
テニスの試合で言えば、試合開始時刻を過ぎてから、
ストレッチを始めるようなものである。(ダメじゃん)

なんとか最低限の準備をしてスタート。
Dsc_8660010

ほぼ全員、出船した後だった。

Dsc_8666010

Sクンと相談し近場の左岸を目指す。

ポイント着。

  ワタクシ 「何で釣れるかな。巻く?打つ?」

  Sクン   「巻物じゃないと思います。打つほうが良いかと」

素直に従い、ピンスポットにルアーを打ち込む。

と、バックシートのSクン、シャロークランクと呼ばれるルアーを
投げては巻き、投げては巻いているではないか。

  ワタクシ 「巻き系じゃないって言ったじゃん」

  Sクン   「いや、いちおう様子見で」

  ワタクシ 「そうなの?まあいいや」

しばらくポイントを流していくと、後ろのSクンから声が。

    「よし!食った!」

なんといきなりヒットである。
慌ててネットを出し、ランディングの手伝い。

Dsc_8671010

なかなかの良型だ。

でもキミ、巻物じゃ釣れないって言ってたよね?
同船者のワタクシを騙した?

まあ、でも釣れればテンションは上がるもの。
朝一番でこのサイズなら優勝もあり?と邪念で頭がいっぱいに。
自分が釣れたわけではないのだけど。

同じ場所でしばらく釣り続ける。
ポツポツとアタリはあるものの、フックアップにはいたらない。
場所を大きく移動することにした。

エンジンを掛ける。
か、掛からない・・・・
セルモーターが力なく、「ヒュルルル・・・」と言うだけだ。

  漂流?

そんな単語が頭をかすめた。

Dsc_8674010

バッテリーを入れ換えたり、接点を磨いたりと修理を試みる。

  キュルル・・・ボ、ボン!

掛かった!ふう。

川筋に移動し、釣り開始。

ルアーをキャスト、葦の間に落とす。
ブルブル?
手元にかすかな違和感。
半信半疑であわせると、バスだった。

Dsc_8675010

これまた良いサイズ。
1キロアップは間違いない。
(勝敗は3匹の総重量で決まるのだ)

また、「もしかして優勝?」との思いが頭をよぎる。
このサイズをあと2本揃えればイケる!

Dsc_8679010

水質も良いので、同じエリアで粘る。
スタートから帰着まで7時間、延々キャストを繰り返すも
お魚さんは反応してくれなかった。
結局、2人とも1本ずつで終了。

帰着
Dsc_8706010

結果は春らしく、ビッグウエイトが続出。
Dsc_8702010

優勝者は3本で4.5kgほど。
1本で1キロちょっとのワタクシは半分以下の順位だった。
ウ~ン、印旛沼は甘くないぜ。
次の公式戦ではもう少し順位を上げたいぞ。

しかし、久しぶりのトーナメントは楽しかった。
次の日、腕はパンパン、腰はガタガタ、体重も1kg減っていた。
釣りも結構ハードなんだなぁ。

あ、テニスの練習ね。
分かってるって、澤村コーチ

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP