話題(なのか?)のウイルソンの新製品ラケット。
今回の話題はなんと言っても、
ダブルシャフトのFXシリーズだ。
一部では、ヨネックスのDUAL O.P.Sテクノロジーと
同じじゃないかって話しもあるが、さてどうなのだろう。
興味津々で試打をした。
[K]THREE FX
■フェイスサイズ 115平方インチ
■ウェイト 平均253g
■バランス 平均36.5cm
■フレーム厚 26-30-26mm
■ラケット長 27.5インチ
■ストリングパターン 16×19
■価格 40,950円(税込み)
これがFXテクノロジー
ウイルソンの説明によると・・・・
シャフトのしなりを抑制
面安定性を高める
振動・衝撃の分散化
軽量化
によって、コントロールが高まるらしい。
まあ、見た目はヨネックスそっくりだけど。
さて、実際に打ってみた。
どうして初っ端にこの[K]THRRE FXを紹介したかというと、
FXシリーズの中でこれがいちばん使いやすかったからだ。
もちろん、男性のワタクシには飛びすぎる。
しかし、そのソフトな打球感と不快な振動の少なさは素晴らしい。
おそらくこれはトライアド構造の効果が大きいのだろうと思う。
なんというか、ウイルソンのTHREEと名のつく
このレンジのモデルは非常に扱いやすい。
バランスの取れた「楽ラケ」って感じだ。
軽めのウエイトとトップバランスで楽にヘッドが回っていくので、
引っ掛けるようなスピンも打ちやすいし、
サービスでも楽にヘッドがきく。
フェイスは大きめの115平方インチ。
ただし、ボールがぶっ飛んでいくってことはない。
確かに飛びは良いのだが、昔のデカラケのように
ただただ飛んでいくってわけじゃない。
やっぱり、テクノロジーの進化なのだろう。
とにかく、非常に扱いやすい楽なラケットだ。
実は一緒に試打をしたコーチたちも
揃って絶賛していたのがこの[K]THRRE FXだった。
もちろん、コーチたちが自分で使うことは少ないだろうが。
ダブルス主体の女性プレーヤーにはおすすめの1本である。
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