勝負だ!

プロテスト終了後、コーチ研修やら打ち合わせ。
ようやく手が空いたので、練習することにした。

Ken’s各校の支配人が揃い踏み。
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このメンバーで練習ってのは、なかなか無い。

さて、やるぜ・・・と思ったら、澤村コーチ
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「ちょっとまってください。やっぱ脱ごうっと」
(脱いどけよ。お前!)

さあ、やるぞ!・・・と思うと、また澤村コーチ

「あ、スミマセン。水飲んでいいっすか?」
(飲んどけよ!)

ホントにもう・・・ホレ、やるぞ!・・・と思ったら、
旭コーチが後ろ向いて何かしてる。

「このグリップテープ、いまいちしっくりこんなぁ」

今度はグリップテープの巻き直しだ。
この人たち、本当にやる気あるんだろうか?

ようやく試合がはじまった。

いやぁ、みんな速い。
ボールも速いし、動きも速い。
何であんなにポーチに出られるんだろうか?
確信持って出てるのかなぁ?

稲葉コーチのフォアハンドは鬼のように速い。
ワタクシに何らか恨みをぶつけているようにしか思えないくらい、
ボディーショットを打ち込んでくる。

旭コーチは相変わらずいい加減だ。
 「今、なんやったっけ?2-2?」
チェンジコートしながら、2-2なんてわけないだろうが。
本当にこの人、コーチなんだろうか?

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なんだか、崩れ落ちてるし・・・

澤村コーチの股抜きショット
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軌道から分かるとおり、ネットでした。
小柄ななのに何で股抜き出来るんだろうって
ずっと不思議だったけど、飛ぶんだね。
なるほど。

旭コーチのバックハンド
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ガスケみたい。
スゴイ切れ味。

稲葉コーチのサービス
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痛めた肩は大丈夫なのだろうかと心配になるくらい、
速いサービスを打ち込んでくる。

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なにがそんなに嬉しいのだ?

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腰の引けまくったフォアハンド。(反省)

試合はワタクシのサービスダウンで、旭・稲葉の6-4。
握手・・・と思いきや、

 「さあ、セカンドセット頑張ろうぜ!」

 「え?ワンセットっすよね?」

 「何言ってんだよ。
  今、オーストラリアじゃ、選手みんな5セットで頑張ってるんだよ。
  1セットで終わるわけないじゃんか」

無茶苦茶な理屈で押し切り、第2セット。
今度は6-3でこっちの勝ち。

じゃあ、決着をつけようってことで、ファイナルはスーパータイブレーク。
結果、10-6で勝利!
ああ、良かった。

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実はワタクシ、「たのむ!」とか、「打て!」とか、「決めろ!」とか、
澤村コーチに声を掛けていただけである。
つまり、この勝利は澤村コーチのおかげなのだ。

でも、今年はまだ無敗だぞ。
って、今年始まったばっかりか・・・

楽しい試合だった。
またいつでもかかってきなさい。(調子にのってる)

ちなみにカメラマンは富田コーチ。
ずっと写真撮ってくれてた。
アリガトね。

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