田口プロ優勝!とか、Wilson ULTRA PRO99 V5インプレとか。

テニス

田口涼太郎プロが、ITF TOUR M15 NAKHON PATHOM(タイ)ダブルス準優勝!

決勝は、田口涼太郎・Jake Delaney(AUS)
6(5)-7 6-2 6-10
Wishaya Trongcharoenchaikul(THA)・ Uisung Park(KOR)

う〜ん、もうちょっとだった!残念!

田口プロコメントのコメントである。
「最後まで勝負の分からない試合展開でしたが、最後離されてしまいました。
悔しいですが、切り替えて来週からの大会に備えます。」だって。
引き続きの応援よろしくお願いいたします!!

さて、Wilson ULTRAシリーズV5

シリーズ中、ひと味違うのが、ULTRA PRO 99 V5である。


ULTRA PRO 99 V5

■フェイスサイズ:99平方インチ
■ラケット長:27インチ
■ウエイト:305g平均
■バランスポイント:325mm
■フレーム厚:22.0-24.0-21.0mm
■ストリングパターン:縦16本 x 横18本
■グリップサイズ:G2 / G3
■価格:¥42,900(税込)


ULTRA V5シリーズにおいてモールド含め、ちょっと違うのがこの ULTRA PRO99 V5。

ほんとだ、全然ULTRA TOURと違う。

実は、かつてのSTEAM、そしてBLADEに近いモールドだそうだ。
もちろんそのままってわけではなく、各所に工夫が施されている。

ストリングパターンも詰まった感じがなく、均一に広がっている。
スピンを打つ時にボールの引っ掛かりが良さそうな予感。
引っ掛けて掛ける派のワタクシ好みのパターンだ。

フェイス内側には、POWER GROOVEという溝が入っている。

フレームのたわみを生み、センターを外した場合の許容が広がるとか。

若干テーパーの入ったフレーム。

インパクト時にどんな挙動をしてくれるのだろうか。

打ってみた。

おお!けっこう飛ぶ!
ハードスペックなので、飛ばないかと思いきや、いい感じにぶっ飛ぶ。
厚い当たりでボールが潰れる感触はなかなか気持ちがいい。

若干シャープなスロートもボールに負けない剛性感があるし、
思った通りに飛んでくれるラケットって感じ。


そして、無理にスピンを掛けなくても、ストリングをボールが掴んでくれる感じもある。
これ、ストリングパターンの恩恵だろうか。


とにかくしっかり振って、潰して引っ掛けることで、良いボールがコートに収まる感じ。

いいんじゃない!これ!

スライス系のストロークもしっかり上がってくれる感じ。
ULTLA TOUR は意識的にあげないとネットが多くなったが、
こちらは自然に引っかかってくれて、軌道が上がる感じがある。

実際、スピン系でも基本的に軌道が上がりやすいのは、
ストリングがボールを咥えてくれるからじゃないだろうか。

スペックを思うに、さすがに女性プレーヤーにはおすすめしないが、
BLADE系の感触が好きな男性プレーヤーには絶賛オススメ!
ストリングの目が詰まっていないので、ガチガチで飛ばないってことはないのがナイス。

適度なスピンを掛けなから、前に振る、フラットドライブで攻めるイメージで良いと思う。
見た目はもちろん良いし、扱いやすい。
ぜひ一度打ってみてほしい。

残念なのは、発売が9月ってこと。
とはいえ、もう予約は始まっているので、まずは試打!
そして2本くらい押さえておくべき!

おそらくウイルソン契約の選手の使用率が高くなるのがこれだろう。
そういう意味でも、発売早々にゲットしたい1本である。

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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