今年はゆっくり桜を見ることもなかったなぁ。

竹内まりやの「人生の扉」って歌にこんな歌詞がある。
『満開の桜や 色づく山の紅葉をこの先いったい何度 見ることになるだろう』
そんなことを思うのはまだ早いのかもしれないけど、ちょっと焦りもある。
さて、前に書いたロールモデルの話。
ちなみにロールモデルのイラストが見つからなかったので
ロールケーキのイラストにしてみた。
意味分からんて人、多かったかも。ごめん。
ということで、一歩抜きん出るためには必要な存在になるしかないと思った。
そのためには仕事を生み出すこと、成果を出すこと。
いや、出し続けること。
何らかの提案をしてそれがうまくいっても、
成果は過去のものとしてどんどん流れていくもの。
それらをブラッシュアップしていく必要はあるが、
もっと良いものを、もっと他に出来ることを探さなければいけない。
5年前にこんな提案をしてうまくいきましたなんてことは誰も覚えていないし、
そんな実績はとうに賞味期限切れになっている。
そもそも新たなことを生み出してうまくいったら、
仕組み化し、作業化し、誰でも出来て成果があがるものにする。
さらに若手なりに渡して自分は次のことを考え、生み出し、手を打つ。
そのサイクルが上位者の仕事だと思う。
現時点でそこにある仕事が上手く回っているなら、それはそれで良い。
出来る誰かが担当しているのなら、自分がそれをやる必要はない。
作業レベルに落とし込めたものは、作業を効率的に速く出来る人がやれば良い。
データ作成も作業なら、得意な誰かにやってもらおう。
上位者の仕事はそこから先、まとまったデータや情報をもとに
問題点を発見し、では何をすべきかを考え、次の動きとして落とし込むこと。
データを揃えるだけならそれは作業でしかない。
揃ったデータを見せるだけなら、誰にでも出来る。
そこからどんな方針や方策を生み出すかが「仕事」。
上位者はそのために頭を使わなければいけない。
そんなわけで、そこにある仕事を誰がするかには興味はない。
もちろん、すでにある仕事や作業をきっちり回すことは重要だし、それをする人が必要なのも事実。
そのために役割分担があるのも理解のうち。
乱暴な言い方だけど、誰でも出来る仕事は誰かにやってもらえばいい。
PC、タイピング、表計算が得意な若手の方がスピードも生産性も高いかもしれない。
何なら給料も安いので効率も良い。(ゴメン)
ただ、その若手には出来ないかもしれないことがある。
分析と対策、立案である。
それが上位者の仕事。
もしその若手が自分以上にそこまで出来るのなら、
ポジションを若手に譲るべきだけど。
あとはなかったものを作り出すこと。
新規案件、新規事業など。
新しいことには失敗も山ほどあるけど、外や未来に目を向けなければ成長や発展は無い。
それが上の役割りじゃないかと思う。
もちろん上位でなくとも、すべきことをちゃんとやった上で、さらにそっちもやれれば最高。
というか、そういうことが出来る人が上にいくのだと思う。
何が言いたいかっていうと、仕事は椅子取りゲームじゃないってこと。
「これはオレがやる」「これはオレの範疇」なんてことはまったく思わないし、
誰かの担当業務を奪ってやろうなんて微塵も思わない。
そもそも内部の業務とか縄張りの取り合いなんて何も生み出さない。
その組織にとって何のプラスもない。
どっちを見るかってことなんだと思う。
内側だけを見て、誰がどうしたとか、誰をどうするとかじゃなくて、
外に目とアンテナを向けて、情報を取る、大きな動向を読む、
そこから何をすべきか、方向性や施策を考え、社内に落とし込む。
もちろん、内側もしっかり見て把握してのうえでだ。
「それが経営陣の仕事でしょ」とボスにも言われた。
ってことは、「キミもまだまだだな」ってことなのかも・・・
おっしゃる通りです、はい。
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