看板とか、しない人とか。

仕事

某所の駐車場出口。

入り口には日焼けで色抜けした案内がいちおう支柱に貼ってあるだけ。

出口で直前でこれ言われてもなぁ。
この場所じゃもう並んでるよね。
想像力働いてますか?


さて、昔こんなことがあった。

営業担当になったはいいが、連絡もなく、営業もせず、
当然なんらの提案もしない人がいた。

前の担当者がとてもまじめで一所懸命な方だったので、その差は歴然。
当然ながら、そのブランドの売り上げも落ちていった。
でも、新担当者は特になにをするわけでもなく、そのまま。

その会社は年度末(決算前)になると、上席の方が来られて
大きな注文をもらいにくるのが常となっていた。

その年の年度末も、えらい方と新担当者が会社に来られた。
当然、こちらも社長が対応する。

そこで決まったのが、100万円の商品の注文。
扱っている商材の単価は数千円なのに、トップ会談一発で100万円て。
(何が100万円か書いちゃうとブランドが分かってしまうので割愛)

普段なにもしていないその担当者は至極当然のような顔をして、
上司の商談を聞いていた。
ワタクシはとても複雑な思いでそれを見ていた。
いや、正確には腹を立てていた。

普段から何もしていないくせに上司の威を借りて売り上げ確保って。
なんだよ、お前!と思った。
前担当者が地道に営業と提案で、現場に足を運んで
一緒に売り上げをつくっていくタイプだっただけに、それでいいのかと。

今、その方は当時の会社にはいない。
どこの会社におられるかも分からないが、
今も同じスタイルで仕事をされているのだろうか。

これまでたくさんの方と仕事を仕事をさせていただいた。
色んなタイプの方がおられたが、結果を出す方は自ら動くし、汗をかく。
そして頭越しのトップ営業に頼らないし、基本的にはそういうことをしない。
それでも、ちゃんとトップには気にいられるし、力があることは伝わっている。

現場のスタッフのこともちゃんと分かっているし、
さらには現場のスタッフもその方を信頼している。

結局は人間力なんだよねと思った、大昔のトップ会談。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP