ランニングコースの浜。
20年以上、海沿いに住んでるけど、結局マリンスポーツやってない。
さて、大事だよねと思った話。
ある案件で商品の採用を決めた。
当然ながら各社ギリギリの条件を出してくれた。
最終的には現場の意見を重視して採用を決めた。
決まったメーカーさんに結果を伝え、
残念ながら採用されなかったメーカーさんにも
お詫びとともにその理由をお伝えした。
で、そこからの話。
採用されなかったメーカーさんから、会社に伺いたいとの連絡。
もう結果は変わらないし、お伝えすることもないのに。
もちろん関係は良好なメーカーさんなので、面談を断る理由もない。
お会いする日程を調整した。
当日、担当者とその上司が来られた。
そしてこんな話。
「今回は検討いただいて有難うございました。
結果をどうこうということではなく、不採用の理由というか、
検討のプロセスと決定の要素を詳しくお教えいただければと思いまして。
弊社もまた次のチャンスにチャレンジしたいので、ぜひお聞かせください」
不採用をお伝えするという心苦しさもあって、
お会いするのもなぁと思っていたのだが、
なるほど、そういうお話だったのかと。
すごいなと思った。
不採用になったら、正直、直後は凹むし、しばらくは会いづらいんじゃ。
不採用になった後に、ここまで聞いてくるなんて。
断られてからが勝負って話を聞いたことがあるが、こういうことなのかと。
次の検討でもきっとお声がけするよね、これなら。
実際、商品を入れて欲しい局面で、すごい勢いと頻度で連絡してくる方もいる。
毎日連絡してきて、メッチャ急がせる。
「〜日までに返事もらえますか!」って、在庫をはきたいとか、
成績を出したいとか、おそらく自分側の締め日の都合だろうってのが見える人。
そういう人に限って、断るとそのまま連絡がない。
発注した場合でも、入れてしまえばその後のお礼もないし、フォローもない。
そしてまた自分の都合で営業をかけてくる。
実はそういうタイプ、少なくない。
年齢や男女やキャリア、ポジションを問わず、そういう人はいる。
やっぱりそういう人とは組めないなと思う。
自分の都合だけじゃなくて、お互いにウインじゃないとなと思う。
デキる人、デキる会社はダメだった時こそちゃんと締める。
これぞビジネスの極意だと思った、先日のお話。
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