折りたたみとか、Prince BEAST DBインプレ!とか。

テニス

折り畳み傘、また壊れた。
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これでもう何本目だろう。
構造的に複雑でジョイントが多いから壊れやすいのかな。

と言いつつ、また折りたたみを買うワタクシ。
最近のゲリラ豪雨には対応しきれないけど。

 

さて、メーカー各社の展示会もひと段落。
まだ情報を出せないものから、一気に情報解禁のものまで様々。

プリンスさんは、すでに情報解禁で一気呵成のプロモーションをかけている。

ワタクシも先日、全機種打たせてもらったが、期待通りの出来。
中でも、これ!!と思った1本をご紹介。

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Prince BEAST DB100
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■フェイスサイズ:100平方インチ
■ウエイト:300g
■ラケット長:27インチ
■ラケット厚:24-26-23mm
■バランス:320㎜
■グリップサイズ:1,2,3
■ストリングパターン:16×19
■価格:34,000円(税別)

いわゆるゴールデンスペックモデルだ。

Prince BEASTシリーズは前作で一気にセールスが伸び、
ラインアップの中核に飛び出したシリーズ。
ルックスも良いが、幅広い層に対応する、良い意味での「普通の良さ」を
しっかり備えたモデルである。

今回発表になったBEASTシリーズは、プリンス独自のO3モデルと
通常グロメットモデルに加えて、Dが追加になった。

 

DBというのはこちら。
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ダブルブリッヂという機能。
ある年代から上のプレーヤーには懐かしく、
若いプレ-ヤーには新鮮に見える独自機能である。

このブリッジ部が2重になっていて、
間に高分子エラストマー素材が入った機能は以前にあったもの。
20年前くらいだろうか。
カプリアティや杉山愛選手が使っていたモデルに搭載されていた。

簡単に言うと、振動を吸収してくれるのだが、
この絶妙な吸収性が食いつきをもたらして、
ボールをしっかり打ちたいプレーヤーにはたまらない打ち心地になっていた。

ちなみに当時、ワタクシは振動止め派で、
センター2本のストリングのみ振動を消した適度な打ち味が好みだったので、
このDBはあまり好きではなかった。(ごめんなさい)

そんな昔の記憶もあり、「今さら?」というのが、
商談会で初めて見た時の印象。(ホントごめんなさい)

 

で、それほどの期待もなく、打ってみた。

いい!これいいよ!!!

期待もせずに打ってごめんなさいと土下座したくなるほどに良かった。
適度な粘り感、なのに決して飛ばないわけではない。
しっかり芯を食うような気持ち良さ。

なんだ、これ。
めっちゃいいじゃないか。

う〜ん、以前のDBってもっとDB感が強かった気が。
フレームの進化なのか、このシステムがとてもいい感じで収まっている。
さすが、テキストリーム × トワロンテクノロジーである。
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くわえすぎず、離れすぎずの絶妙な打球感は
プレーヤーの意思を正しく伝えてくれる感じがする。
ちなみにワタクシにそれほどの意思があるのかどうかは別の話で。

ボールがすぐに離れてしまわないのは安心感だ。
ただしプレーヤーによっては、飛ばないと感じるかもしれない。
プリンスのスタッフさんによると、コーチの皆さんは総じてDB支持とのこと。
なんかわかる気がした。

 

スピン系もフェイスにしっかり乗って回転をかける感じ。
スライスも一瞬乗ってからグイッと送り出してくれるフィーリングが良い。

 

ストロークは、素直な抑え感もありでコントロールに自信が持てそうな印象。

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ネットプレーでは抑えが効いて飛ばないということはない。
おそらくだが、かつてのモデルよりもフレームの反発が良くなった分、
ネットでのキレも両立しているのだと思う。

DBのエラストマーが良い具合に振動吸収をしてくれて、
でもストリングの動きとフレーム剛性でちゃんと飛ばしてくれる。

オールマイティというかバランスよく機能してくれる印象が強い。

 

サービスも飛びが抑えられる感じはなく、ちゃんと弾いてくれる。
回転系の引っ掛かりも良い。

スイングスピードが速いショットだと引っ掛かり感が出るのだろうか。
スライスも切れるし、スピンも落ちやすい。

バランス的にも偏りがないので、ヘッドを意図的に動かさなくても
素直に走ってくれるのが良い。
かなりの好感触。

 

PrinceのBEASTシリーズ、どれも好感触だったが、
どれかをと言われれば、このDBを選びたい。

ウエイト的には、300gと280gがあるので、体格、筋力で選べば良いと思う。

いやいや、久しぶりのDBは新たな局面を生み出していることを実感。
さすが進化をし続けるプリンスラケットである。

オススメです。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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