ここは野球場も兼ねた多目的グランド、
バスケットボールコート、そしてテニスコートがある。
テニスコート入り口のボードは、4月で止まっていた。
もう再開してるのかな。
またスポーツが楽しめる日常になってほしい。
テニスは安全でしょ。
さて、ブルックスブラザーズが破綻したってよってニュースが流れてきた。
けっこうなショックを受けた。
ブルックスブラザーズといえば、アイビー御用達の筆頭ブランド。
ボタンダウンシャツ、ブレザーとアイビー定番アイテムは
「ブルックスブラザーズでとどめをさす」的な表現が
雑誌メンズクラブの定型文だったほど。(ホントか?)
小学校の頃からアイビー少年だったワタクシ。
ジーンズも履いたが、コットンパンツにボタンダウンシャツ、
ブレザーにローファーなんて格好もしていた。
そうそう、昔はコットンパンツって言ってた。
今はチノパンていうけどね。
ちなみに、カトパン(加藤綾子)も好きです。
何年か前のジャパンオープンのロイヤルボックスで
至近距離で見たけど、メッチャかわいかった。
メッチャ話が逸れた。
で、アイビーである。
田舎の小学生ながら、ファッションに目覚めたワタクシ。
県庁所在地とはいえ東北の片田舎の福島市じゃ、
思ったような洋服は売っていない。
そこで東北一の都市、仙台に遠征である。
当時は新幹線なんて未来の乗り物は無かったから、
在来線に揺られて、はるばる仙台に旅行である。
で、向かうのはデパートの中に入っていたVAN JACKET。
当時の日本の若者にとっては、アイビーといえばVAN。
VAN無くしては日本のアイビーは語れないというほどに
一世を風靡したブランドである。
そこで、なんとか貯めたお小遣いを、ボタンダウンのシャツや
コットンパンツ(あ、当時は「コッパン」って言ってた)を買うのだ。
このタイプがVANの代表的なステッカー。
「FOR THE ACTUVE MAN AND THE MAN OF GOOD TASTE」
ってキャチフレーズがカッコよかった。
ワタクシ、このステッカー、中学校の通学カバンに貼ってた。
中学のカバンは、愛と誠の漫画に出てくる高校生が持つような革カバンじゃなくて、
金八先生の中学みたいな肩掛けの布カバンだったけど。
今考えるとかなりダサいな。
これもカッコよかったなぁ。
ああ、懐かしい。
今もこれ、きれいな状態であるけど、もったいなくてどこにも貼れない。
あの頃って、VANで買い物をした時の紙袋すらオシャレだった。
大事に大事にシワにならないように、紙袋をバッグ替わりに使ってた。
大学生になって東京(正確には千葉)に出てきて、
田中康夫の「なんとなくクリスタル」がベストセラーになって、
VANよりもブルックスブラザースとか、リーガルよりもコールハーンとか、
VANのスイングトップよりも、バラクーダのG9ジャケットとか、
色んなことを知ったけど、やっぱりアイビーテイストは今も好きだ。
その頃みたいに、皆んなが右向け右で、同じファッションをする時代じゃないから
アパレルも生き残りが難しいんだろうけど、アイビーってのはそれでも永遠って思ってた。
ブルックスブラザースの倒産はなんともショックなニュースだった。
同社の日本法人のリリースによると、本国は倒産したけど、
日本はそのままみたいなことだった。
どんな仕組みなのかよくわからないけど、
完全にブランドがなくなるわけじゃないのね。
よかった。
アイビーよ、永遠なれ!・・・だな。
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