日本リーグ最終日前夜。
その日の午後から寒気。
こりゃ熱が出るかも。
ホテルに戻り熱を測ると38度オーバー。
遠征前から体調不良だったので体温計も持って来ていたのだ。
とりあえずお酒どころか食事も無理っぽい。
何とか階下のコンビニでカロリーの高そうなものを探す。
のどごしが良くて高カロリー・・アイスだな。
木のスプーンを逆に使ってるのに途中で気づいた。
もうダメかも。
朝、少し熱は下がったものの、やはりだるい。
結局、チームから離脱して早めに帰ることに。
申し訳ない。
何とか新神戸から新幹線に乗る。
ひたすら寝る。
寝たり起きたり、気づいたら品川だった。
身体のことだから仕方ないとはいえ、最終日に離脱とは情けない。
さて、そんなわけでTeam RECはセカンドステージ最終日に臨んでいた。
対戦相手は三菱電機さん、コートはセンター。
前年の上位チーム同士の対戦を最終日のメインコートに組むのが通例らしい。
三菱電機さんは言わずと知れた強豪名門。
昨年のリーグ覇者でもある。
大企業だけに応援団の数もすごい。
それが日曜日のセンターコート。
そしてこちらは関東ローカルの会社。
関口プロの「超アウェイです」も分かるようなシチュエーション。
とにかく頑張るしかない。
が、しかしワタクシはそこにはいない。
DRKさんから速報のメッセージで目を覚まし、
朦朧としながら念を送るのが精一杯。
オーダーはどうなった?
総一郎の腕は大丈夫か?
駿朗の手術跡は?
ようやく出番の井原選手が仁木選手に挑んだ。
さすが強豪プロの壁は厚く、ダブルベーグルを焼かれてしまう。
うーん、強いな、やっぱり。
ホントに公開処刑状態なのかも。
続いてシングルス1、関口選手。
高橋悠介選手と対戦。
前回も負けたし、厳しいかなぁと思っていたらメッセージ。
しばらく速報が途切れる。
こりゃひっくり返されたかなと、熱で働かない頭で考える。
経過が入る。
「タイブレークです」
メッチャ競ってたのね。
おお!すごい。
高橋選手に勝って、三菱電機さんに一矢報いるとは。
しかし次はダブルス。
おそらくオーダーは大事取って竹島選手をさげ、
佐藤一平コーチと前日、腕を痛めた守谷プロである。
三菱電機さんのダブルスは強い。
社員ペアながら、プロのペアにも臆することなく
強気の攻めで勝ってしまうほどに強い。
昨日、ようやく勝ち星をあげたとはいえ、
さすがにこの対戦は厳しいかも。
何より、守谷プロの腕は回復しているのだろうか。
「4-6です」
ああ、やっぱり。
でも善戦してる。
もうちょっと食い下がってくれ。
「6−4」
え?セカンドとった?
あとはよく覚えていない。
「勝ってしまいました」と不思議なメッセージ。
えっ?勝ったんかいっ!すごいぞ!
いやぁ、驚いた。
その場に居たかったなぁ。
とにかく最終日、おそらく超アウェイな雰囲気であろう中、
勝ったのはすごい。
負けたり勝ったり、不思議な予選リーグだった。
最終結果は6勝2敗で4位。
勝率が2〜4位で並んだが、4位だった。
三菱電機さんに勝ったのになぁ。
とにかくこれで決勝トーナメント進出である。
ブロック4位だから、初戦は反対側1位のイカイさんとの対戦だ。
正直、とても強い相手だが、
この日の戦いで勝負に絶対はないことを確信した。
自分と仲間を信じてチームでぶつかれば道は開けるだろう。
Team RECのみなさん、後押しをお願いいたします!
それにしてもこの体調・・何とかならないか。
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