札幌大通公園にて。
北国ならではの風景。
やっぱり砂がいいのね。
さて、札幌での旅ランも無事に終え、いよいよお仕事へ。
レンタカーを運転してくれるのは、
日本プロテニス協会テスター仲間のフカヤくん。
隣はシブヤくん・・あ、いや、シブヤ理事ね。(失礼)
ヴェルデテニスクラブさん。
初めてお邪魔するクラブさんだ。
フロントスタッフさんのホスピタリティも素晴らしい。
楽しくて暫し話し込んでしまったほど。
(ワタクシ的にはめずらしいことなのだ)
日本プロテニス協会のプロテストのためである。
先日、都内でのプロテストでテスターをつとめたばかりなのだが、
昨年同様に「札幌のテストに行ってください」の指令。
「月曜日、会議があるから無理」というと、
「ボクも会議があって、夜行くんです」とシブヤ理事。
そう言われば、言い返すすべもなく、札幌行きが決まった。
加えて「今回はストロークアナリシスお願いします」と畳み掛けてくる。
ストロークアナリシスとは、各ショットの標準デモと
微妙に一箇所だけ変えて打球し、それを当ててもらうというもの。
受験生の正答率が低いと「デモが悪かったんじゃ・・」と
テスターの技術に矛先が向かう可能性のある、怖い役割なのだ。
「久しぶりだしなぁ・・考えとくね」と微妙に保留にしたはずなのだが、
ラウンド表を見たら、しっかり名前があった。
緊張しつつのアナリシスデモをなんとかこなし、レッスンテストの採点へ。
テストはアメリカプロテニス協会と共通。
原型は以前から変わっていないのだが、
解釈や採点細部がアップデートされていて、
基本項目の確認という意味でも非常に有効なものになっている。
合格最低限の点数を獲得するための手法も存在するのだが、
上位ランクの資格を取るためには、本質を押さえた診断と矯正法が必要。
そして実際に生徒さんが上達しないと合格しない仕組みになっている。
当然、採点するワタクシたちテスターも、
同じ目線で生徒さんの診断と矯正方法を探すので、互いに真剣勝負。
互いの着眼点が一致し、生徒さんが上達し、
受験生に合格を出せた時が喜びも大きい。
そういう意味ではコーチの地力がそのまま問われるテスト制度であり、
それに向けて勉強することは、職業コーチとして大事なことだと思う。
今回も素晴らしい若手コーチたちに会えた。
各所で頑張っている仲間を見るのもの喜びのひとつである。
そんなテストもなんとか無事に終了。
あと1日くらいのんびりして、
北の大地の美味しいものでも堪能したいのだが、
何かと忙しいワタクシたちはレンタカーに乗り込み、
一路新千歳空港を目指すのであった。
ああ、せっかく札幌に来たのに
コンビニご飯しか食べてないぜ。(涙)
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