定食とか、対応とか。

仕事

会社近くの定食屋。
予備校の多い代々木の土地柄か大学名がメニューだ。
この日は何かと話題の日大を頼んだ。

IMG_5243

ちょっとボリュームありすぎだけど美味しい。
IMG_5244
日大ブランド、頑張れ。

 

さて、世間は毎日あれこれと騒がしいが、
色んなことが起こるのは身の回りも同じ。
トラブルなんて毎日のことだ。

ビジネススキルにおいて、問題発見力と解決力は
非常に重要であると位置付けられているが、
実際、事が起きた時に平常時では見えなかった地力が浮き彫りになる。

「すべて管理者である私の責任です」

とても潔く、リーダーっぽいが、これでは全然ダメだと思っている。
重要なことは謝罪でも潔さでもない。

あ、もちろん謝罪は大事。
謝罪もなしに理屈を並べられたら穏やかには聞けないし、
「お前、ことの重大さ分かってんのかよ!」ってことになる。
「すみませんでした」はまず必要。

しかし、ただただ謝られると腹がたつ。

心のこもった謝罪は一度でじゅうぶん。
しつこい謝罪が何かを生み出すとは思えない。

大事なのは分析と対応。
なぜそれが起こったのかをパーツ毎にバラして
どこに問題があったのかを明確にする。
その中で、仕組みの問題、人的な問題等々、 改善すべき点が見えてくる。

そこを明確にし、どう改善すれば良いかを決める。
謝罪も含めた問題解決はそこで初めて成立する。

「すべて私の責任です」は「もう何も言ってくれるな」ってこと。
シャッターガラガラだから、その先がない。
一見潔いが、責任は果たしていない。
問題解決を論理的に組み上げていくのがリーダーの仕事なのに。

問題が起きた瞬間頭に浮かぶのは、
「まずい」「怒られる(?)」「なんとかしなきゃ」 なのは人の常。

そこで思考が止まるか、先まで踏み込めるかが分かれ目だ。

心のこもった謝罪は、踏み込むための通過儀礼で良い。 (とワタクシは思っている)
逆に言えば、そこで終わらないでねってこと。
その場をやり過ごせても力はつかないし、評価もされないのだ。

実はワタクシもリーダー的な役割をしているが、
問題に対する責任はしっかり切り分けたいと思っている。

避けられないのが、リーダーとしての管理責任と同義的責任。
一方、問題の具体的な部分については責任というか問題の居場所を明確にし、
正しく切り分けて責任を取り、改善を考えるようにしている。

何でもかんでも誰かがかぶれば良いってことではない。
それが評価されるのはドラマの世界だけ。
現場の仕事で欲しいのは、具体的な対応と改善策以外にない。

ミス、漏れ、色々あるよ、人間だもの。(byみつを)
その先に踏み込もう。
一緒にね。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP