スピードとか、ヤニックとか。

テニス

一昨日のレックインドアテニススクール上石神井。

梁元コーチ、細川コーチの練習の合間にREC FESTAのリハーサル。
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スピードガンコンテストである。

速さを競うルールではないが、そこはコーチ。
つい皆で最速コンテストとなってしまう。

いい数値を出すコツをつかんだ細川コーチ。
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170km/h後半だったかな。

コツを掴めない梁元コーチ。
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延々156km/hを出し続けていた。
そんなに遅くないはずなんだけどね。

実はワタクシもやってみたが140km/h台後半。
まあ、スーツだったからね。(言い訳)

と言うことで、今日はREC FESTA前日の最終準備。
毎年手際は良くなっているので夜中まではかからないと思うが、
しっかり寝られる時間に終えて、明日に備えよう。

今年のREC FESTAは新しい試みも盛りだくさん。
お待ちしています!

 

さて、RACKET STUDIOさんは宝箱。
前回お邪魔した時も面白いもの、懐かしいものを見せてもらった。

特徴的な3本スロート。
一定年齢以上の方ならピンと来るはず。
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ルコックスポルティフのラケットだ。
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ルコックといえば、最近の日本では綿貫陽介プロのウェアだが、
当時はヤニック・ノアがメインキャラクター。

このラケットもヤニック・ノアモデル。
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ブリッヂ部にはオートグラフ。

ここにもノアの名前が。
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ここもか。
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どんだけ入れるんだよ。

このラケットの最大の特徴の3本スロートは、
おそらく強度を出すためのものだと思うが、
このタイプは、後にも先にも見たことがない。

通常、スロート部の剛性を高めるためには
スロート中央部に横にもう1本ブリッヂを渡す。

Prince Graphite,BORON、BRIDGESTONE PROBEAM、
Wimbledon ALLPRO,SUPER SERVEなど、当時はこのタイプが多かった。
ちなみにPrince BORONとWimbledon SUPER SERVEはブリッヂ2本増しだ。

ここ最近、このブリッヂ増しタイプは少なくなった。
軽量化や素材の進化で構造的な強化が必要なくなったのかもしれない。

確かに、80年代のラケットって、カーボンでも今ほどカッチリしていないし、
重いものも多いから、ここ20年くらいのカーボンの進化は革新的なのだろう。

で、このルコックの3本スロートだが、どこまでその役割を果たしているのかは知らない。
そして、このラケットを使っていた選手は、ノア以外に知らない。
まさしくルコック=ノアな時代だったんじゃないかと思う。

それにしてもノアはカッコよかった。

流れるような打ち方でもなかったような気もするし、
あの体格ならもっとスゴイボールも打てたかもと思うが、
赤土にまみれながらのガッツ溢れるプレーは見るものを釘付けにした。

切り落とすようなバックのスライスは真似してみたけど、
バウンド後、全然滑らずに止まってしまったのを憶えている。
どうやって打ってたんだろうね。

デ杯、フランス戦で見た監督ノアは相変わらずカッコよかった。
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勝負が決してしまった3日目は、ノアのテニスを見たかったという
不謹慎な思いを持ったオールドファンも多かったんじゃないだろうか。

ちなみにワタクシ、20代前半の頃、ルコックのラケットを使っていた。
このタイプじゃなくて、ウッドの1本シャフトのタイプ。
シャフトがブルーでキレイだったのと、
やはりヤニックノアと書いてあったを憶えている。

そういえばウェアもルコックを来ていた。
ノアが来ていた縦のピンストライプのタイプ。

懐かしいな。
それにしても、どうしてルコックのラケットを使っていたのか、
その経緯はまったく憶えていない。

当然、契約なんてしてもらえるわけもないから、
自分で買ったのだと思うんだけど、記憶がない。
歳とったね、オレ。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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