カレーとか、チームづくりとか。

仕事

上石神井駅前のカレー屋さん「ミトミトカレー」。
「ミトミト」ってなんだ?
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これはJapaneseカレー、680円。
ボリュームもあるし、美味しいし、コスパ高し。

本格的なナンで食べるカレーセットもある。
ランチタイムはナンが食べ放題だそうだ。
どうりで学生が多いと思った。

目の前にはこの方。
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残すなってば。

 

さて、チームビルド、組織編成のこと。

チームをつくっていく、組織を組み上げるのは難しい。
チーム編成にはざっくり2タイプあるように思う。

ひとつは、王道タイプ。

私はトップ、あなたはリーダー、あなたはサブリーダー、
あなたはチームメンバー、あなたはヒラね。
まずは明確に役職と肩書きを割り振る。

それに伴い指示命令系統をハッキリさせる。
どこからどのように情報や提案が上がってくるか、
すっ飛ばしのスタンドプレーが無いようにしておく。

そして席次も厳格。
ミーティング、会議、誰がどこに座るかを明確にし、
上下関係、序列、指示命令系統をハッキリさせる。

ある意味、非常に日本的な手法。
分かりやすく、受け入れられやすいピラミッド型チームである。

 

もうひとつは、流動タイプ。

序列は二の次。
大事なものは、役割、パート、タスク。

役職名にはあまりこだわらない。
適正を持ってその人に割り振られたタスクがポジション。

日本的な役職名ではなく、プロジェクト担当的な
その人の地位ではなく、パートが見える職名が多い。
役割が変わったり、プロジェクトが終わればどんどん肩書は変わる。

席次は自由。
序列ではなく機能、つまりその人の役割で
一番効率的なところに位置すれば良い。

一番大事なことは情報の共有。
誰が何をしているかが分かれば良い。

役割を終えたら卒業。
作り上げたものはどんどん次に渡し、
別のプロジェクトに関わる。

大雑把だが、そんな2タイプがあるように思う。

 

ワタクシはどちらかと言えば後者。

職名や席次よりも機能優先。
チームづくりの際には、
役職名よりもまずは担当パートを割り振っていく。

一定の指示命令系統を明確にすることは必要だが、
情報や権限の一点集中よりも共有。
同じタイミングで皆に情報が行くのは一向に構わない。

良いチームはそれが自然に出来ているはず。
「聞いていない」や「わかりません」が多いチームは、
メンバーだけでなくリーダーにも「オレは聞いてない」が多いはず。
結局、リーダーがチームづくりを失敗しているのだ。

「不安な時は相談を」は必須だが、
基本的には自分で判断し動けば良い。

それぞれのパートをいかに全うしたかが評価。
つまり実績ありきで、成果としてどんどん認めるのが良い。

 

結局のところ、人は何をしたかでしか、
評価も引き上げも出来ない。

役職を与えれば相応しくなるという考え方もあるかもしれないが、
力も無いのに、何かの拍子に分不相応な肩書きをもらってしまっても、
本人も周囲もツラくなるだけか、勘違いの全能感が爆発するだけ。

最後は自ら降りるか、更迭されるかだ。
本人が望んでそこに立ったわけでも無いかもしれないのに
なんとも迷惑な話だ。

詰まるところ、ここまでやってきたこと、
積み上げてきた能力の延長上にしか現在も未来もない。

そこが乖離すると不幸な結果になる。
だから半歩先一歩先のタスク、ミッションで鍛える。
百歩先の肩書きは必要ない。

結局、どんな肩書きだろうが、
皆、誰がどれだけのことをやっているかは分かっている。
人はそんなに鈍感じゃないから、全てお見通しなのだ。

誰が何を担当するか。
誰が何をなし得るか。
そこに真の評価がある。
肩書きや席次ではないと思う。
それがワタクシのチームづくり。

が、実はこれって、序列ゴリゴリの日本的な会社には
あまり受け入れられないかもしれない。
そもそもチームビルドなんて概念があるかすらね・・。

でもやっぱり、役割優先、タスク優先、実績評価。
そこから真のリーダーが生まれるような気がする。

序列なんてって言うと怒られるが、
本質は肩書きや席次ではないというのが個人的な確信である。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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