ある晩、携帯にアラート。
関口周一プロがライブ配信を始めたって出ている。
アクセスしてみると・・おお、やってる、やってる。
と言っても、独り言を言いながらあれこれ試してる感じ。
後ろに見切れているのは、部屋をシェアしている内山選手。
Instagramってライブ配信できるのね。
タイミングが合わないと見られないけど、
コメント書き込みでリアルタイムのやり取りも出来るし、
なかなか面白かった。
またやって。
ただ、椅子をグルグル回しながらの配信は
酔っ払ってしまうのでやめてほしいぞ。
まずは基調講演。
MAZDAのロードスターアンバサダー・山本修弘氏の講演。
これがとても良かった。
初っ端の広島とMAZDAの関わり、
会社の起こりをまとめた映像から
ガツンと衝撃を受け、涙。
そして山本氏の語りかけるような口調に引き込まれる。
口調は優しいが、モノづくりへの妥協無き拘り、
自分たちは何を目指しているのか、
初志は何だったのかを忘れないこと、
製品に命を吹き込むとはどういうことなのか。
ロードスターという車、その歴史を通じて
静かに、しかしとても熱く語っていただいた。
「クルマ」というモノと、
形の無いワタクシたちの商品という違いはあるが、
命を吹き込むことは同じ。
そしてそれを強い意志を持って続けること。
妥協をしないこと。
たくさんの感動と勇気をもらえた基調講演だった。
ホント、これだけでも来た甲斐があったというものだ。
ロビーにはそのロードスターが展示してあった。
講演を聞いたあとだけに感がひとしお。
「クルマ」「人馬一体」「操る楽しみ」
なるほどたくさんの想いが詰まっている。
エンジンルーム
最近の車はヘッド部にカバーが掛かっているものが多いが、
ロードスターはあえてカバーは被せず、
エンジン音が聞こえるようにしているのだそう。
こんなところにも拘りである。
いやぁ、いいなぁ。
いつかロードスターに乗ってみたくなった。
ひとりでこの車でドライブ・・房総?箱根?
いいじゃないか。
貫く、モノを愛する、妥協しないって
そういうことなのねと再認識出来た2時間だった。
またぜひお話を伺いたいと強く思った。
ありがとうございました。
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