めいわく?とか、HEAD GT SPEEDインプレとか。

テニス用品


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

休日。
朝ラン、そして午前中はPCとおともだちになって仕事。
ちょっと疲れたので、ティータイム。
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お気に入りのハワイアンカフェ。

14歳児を誘ったらついてきた。
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が、ここでも漢検のテキストを開いてお勉強。
もしかして迷惑だった?
ゴメン。

そんな休日の午後。

 

さて、久しぶりにインプレである。
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正式発売は来年1月だが、一部機種のみ先行発売になった
HEADの新しいSPEEDである。

HEAD GRAPHENE TOUCH SPEED MP
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■フェイスサイズ:100平方インチ
■ラケット長:27.0インチ
■フレーム厚:22mm
■ウエイト:300g
■バランスポイント:320mm
■ストリング:16×19
■グリップ:2・3
■価格:35,500円

ジョコビッチ使用機としてHEADの代表機種であるSPEED。
展示会で見たときには「うーん・・まあまあ?」って気もしたが、
張り上がりの実機を触ってみると戦闘的な印象がある。

個人的には、先行発売前に契約コーチに配られたブラックコスメを
使いたいところだが、こっちの正式カラーもいいかも。

ちなみに、ジョコビッチが最初に使って
世間へのお披露目という段取りだったらしいが、
先日のデ杯プレーオフでウクライナの選手が思い切り使っていて
HEAD社の皆さん、ズッコケてるだろうなと思ったのはヒミツだ。
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ということで、この新しいSPEED、
グラフィンタッチというシリーズの第一弾になる。
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ヘッドがここまで進化させてきたグラフィンに
「タッチ」という名称が加わったわけだが、
その名の通り、タッチが良くなったというか、
少し柔らかなフィーリングになったらしい。

昨今の新素材バトルはどんどんラケットの剛性を上げ、
それに伴って打球感が硬く、乾いたものになっていく。
その流れは未だ止まらず、正直、どこまで行くのという感じだった。

どこのメーカーでもその傾向は同じで、
プロ選手も新しいモデルへのスイッチに苦労していると聞いた。

ちなみに、Team REC所属の鈴木貴男プロも
「最近のラケットはどんどん硬くなっていっています。ボクは・・」
(以下自粛)と仰っていた。

そんなわけで、このヘッドの「タッチ」には期待していた。
どんなフィーリングなのだろう。
「タッチ」を出しながら「SPEED」ショットが打てるのかとか。

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スペックはいわゆるゴールデンスペック。
100平方インチフェイスに300gのウエイトだ。

実は最近、300gはちょっとしんどいかもと
日和気味のワタクシだが、案外取り回しが良く、
重さを感じさせないところは意外だった。

早速打ってみる。

ほぉぉ、タッチだ。
・・って、意味が分からないか。

打球時にボールをくわえるというか、
フェイスが一瞬ボールを包むような感触でホールドする。
これがタッチってことなのか。
看板に偽りなしである。

包む、くわえると言ってもダルな感じはない。
ホールドしながらも弾き出しはそれなりにシャープ。
そりゃあ、カツン!という乾いた感じは薄いが、
パワーロスはなく、自分が振った通りにしっかり飛んでくれる。
何だろう、この感触。
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タッチなフィーリングの分、安心感は大きい。
フレームが勝手にボールをすっ飛ばしてしまうこともないので
自分の思ったようなボールが素直に飛んで行く印象。

スピンはストリングに強く引っ掛ける感じではないが、
同シリーズのSPEED PROに比べるとセンター部のストリングは粗いので
スピン量に関する不満はない。

当然ながら、スライスのノリも良い。
しっかり乗せて低く滑るスライスが打てる。
つまり自分の意思が乗りやすいって感じ。

ネットプレーはもう少し弾いても良いかなとも思うが、
このラケットのトータルでの味付けにおいては
それでもじゅうぶんな気もした。

むしろ、思うところにしっかりボールを運べるという意味では、
ネットプレーにおいてもメリットは大きいのだろう。

サービスはクセもなく、違和感なし。
スピン系もスライス系もしっかりキレる。
張ってあったストリングが若干緩めということもあり、
フラット系だと少しだけ面が暴れる感じはあったが、
これはテンションの調整で解消できるものだと思う。

全体的に新たなタッチのフィーリングを楽しめた1本だった。
昨今のフレーム硬化、打球感の硬さとは反対側に行ってみたい人は
このタッチフィーリングを一度体験してみることをオススメしたい。
決してヤワなラケットではないので武器になることは間違いなしである。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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