2年目とか、役割とか。

仕事


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

関口周一プロが来社。
Team RECと契約して2年目に入り、
現状報告や今後の予定などあれこれ打ち合わせ。
IMG_1379

ツアーのこと、日本リーグのこと、練習環境のこと、
色々な話を聞かせてもらった。
プロ活動のための環境づくりも大変なのね。
コートも練習相手も必要だしね。
IMG_1377

関口プロは今日、ATPチャレンジャーのため
ウズベキスタンに向けて出発した。(どこにあるの?)
しっかりポイント稼いできてほしい。
ガンバレ!

 

さて、通勤途中のウォーキングが日課である。
恵比寿または渋谷から新宿まで。
1時間弱の道のりを色々と考えながら歩く。

IMG_1391

リーダーの仕事ってなんだろう。

管理職って言うくらいだから管理なのかな。
英語だとmanager、つまりマネジメントする人だ。

じゃあ、managementって意味は?ってことになると、
最初に「経営」が出てくるのね。
「管理」はそのあと。
ふ〜ん。

リーダーにはいくつかの要素があるように思う。
「経営」とか「管理」とか「コーチング」とか、
そして、人によっては「支配」とか。

色んな要素が出たり引っ込んだり、
それにともなって色んな表情や発言、
そして意思決定、指示になる。

一人の人間においても時によって要素の強弱は変わる。
一定の傾向はあるけど。

とにかく細かく管理したい人、支配し従えたい人、
自分が常に前面にいたい人、責任を取りたくない人。
あ、ネガティブなものばかりになってしまった。(苦笑)

 

多少なりとも上位に、つまり出世して肩書きがつくと
当然ながら部下は言うことを聞く。
当然の話だ。

じゃあ、どうして部下は上司の言うことを聞くのだろう。

おそらくはこんな感じ。
上司は的確な分析に基づき、的確な判断をし、
的確な指示を出すものであり、それに従えば自分もチームも
良い方向に向かうから。

つまり上司は有能だということが前提。

しかし現実はそうでもない。
能力評価は要素が多岐に渡るので的確な判断は難しいし、
人事はそういうことで括れるものではないからだ。

結局のところ、「上司だから」というボンヤリした理由で
部下は言うことを聞くというのが現実じゃないかなと思う。

もしかすると、部下は上司のことを「あの人はデキナイ人」
と思っているかもしれない。
「上司だから」言う事を聞いているだけ。
(ワタクシなどはそう思われている典型かもしれない)

もちろん、なるべくしてなった、能力のある素晴らしい上司、リーダーもいるだろう。
しかし一片の欠点も無く、部下が何の不満も不安も持たない
完璧な上司というのはそうはいない。

上司も部下も同じ人間だし、同じ会社であれば、
ある程度は同じような道を通ってきているから、
そうそう劇的に違う経験も無い。

単純に経験済みか、これから経験するかだけの
違いだけだったりする場合もあるかもしれない。

となると、それは単に経験の差ということになる。
ならば重要なのは、そこから学習、修正、
経験値に変換し蓄積されているかということ。

つまり、事象に対する対応力、
そこから学習する本気の姿勢が上司力の基本要件。

加えて、過去の経験を「オレはこうした」と偉そうに語るのではなく、
現在に照らし合わせ、最新の使える戦略にしアドバイスをし、
チームで動く方向に導けるかという能力が上司力なのだろう。

 

実は、部下やチームメンバーは上司にすごい能力を求めていないし、
おそらく「スゴい人だ」とも思っていない。

「スゴい人」じゃなくていいのだ。(良かった)
「スゴい」よりも「なぜそうなるのか」「どうしてその戦略をとるのか」
それらが分かりやすく説明出来、共有そして共感させてくれることが大事。

考え方が見えるようにし、部下にも思考法が伝われば、
メンバー個々に自ら思考し動くチームになっていく。
それが「チームビルド」であり、リーダーの仕事なんじゃないかと思う。

そこには「支配」、人を従えるという要素はない。
「管理」は必要だろう。
時間・進行・進捗・遂行・共有度合いなどを把握していないと
的確な指示は出せないから。

ただ、人間的な支配に類するような管理はいらない。
あくまでタスク・リスクに関する管理のみである。

リーダーの仕事は、メンバーに成功体験を積ませ、
成功者や次なるリーダーを輩出すること。
自分が「立派な人」や「素晴らしい人」「デキる人」になることではない。
もちろん、その努力が無いリーダーでは話にならないけど。

自分はどんなベクトルで仕事をしているだろう。
人間力は・・・ゴメン、カンベンして。

ただ、
「あの人はいい加減な仕事はしない」
「突拍子も無い指示は出さない」
「ウソはつかない」
「手は抜かない」
「いい加減なことを勘弁してくれない」
だけあれば良いかなと思っている。
というか、この程度でも精一杯だ。

とりあえずメンバーに良い仕事をしてもらおう。
そして成功者を次代のリーダーを出そう。

いまさら立派な人にはなれないし、
謙虚に仲間をサポートすること。
それが残りの仕事人生におけるミッションだ。

もうすぐ会社に着く。
汗だく。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP