手紙とか、減点とか。

Team REC


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

お手紙をいただいた。
とても温かい手紙。

思えば、ウチのスタッフって、自分の子供でもおかしくない歳。
つまりは親御さんは同年代ってことだ。

大事なお子さんを預かっているってことなんだよな。
ワタクシもいい加減ながら人の親だから、
子供を思う気持ちはいちおう分かるつもり。

皆んなが生き生きと楽しく、一緒に苦労しながら
ずっと頑張れる会社にしなければと思った。

そんなことをあらためて思わせていただいた手紙に
ちょっと涙が出た。

きっと大丈夫です。
皆んなで前に進みます。
ボスの言う通り、テニスに携わって一生食っていける会社にします。
見守ってあげてください。

 

さて、そんなことがあったからではないけど、
久しぶりに実家に電話をしてみた。

で、頼みごとをした。
数日後、頼みごとが届いた。

人生初のフォークギター。
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中学校の入学祝いに買ってもらったものだ。

1974年製のモーリス。
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谷村新司が「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」と
ラジオで言っていたが、スーパースターにはなれなかったな。

ピックガードは井上揚水のギルドに憧れて自分で貼り替えた。
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ちょっとずれているのがご愛敬。

ブリッヂのピンも交換した。
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1弦だけなくしてしまってオリジナル。

ヘッドには倒した時の打痕。
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マジックで塗ってごまかした。

ボディ下部にはレコードラックの上に落として空いてしまった穴。
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ハードケースは新聞配達をして買った。
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ファイアストンのステッカーはカーショップで買った。

ギターはモーリスなのに、ケースはYAMAHA。
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たしか1万円だったと思う。

実はこのギターが12,000円くらいだったから、
本体とケースが同じ値段てことだ。

40年前だからきっとそれなりの値段だったのだと思う。
中学入学で何かと物入りの時にこのギターを買い与えるのは
そんなに簡単なことじゃなかったんじゃないかなと今になって思う。(遅いよ)

当時は拓郎や陽水が弾いていたような
もっとインレイが施されたギターが欲しいなと思ったものの
毎日毎日、このギターをいじり倒した。

その後、大人になって、高嶺の花だったギターも買えるようになったけど、
このギターはずっと実家で待っていた。

久しぶりに持ったモーリスの弦は錆び錆びで指が痛かったが、
あの時の音で「断絶」のイントロを奏でてくれた。

今になってようやく本当に親の苦労の少しが分かったような気がした。
そんな何かを自分の子供たちに残せたらなと思った。

まずは弦を張り替えよう。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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