タバコ、本当に高くなるんだろうか。
税率引き上げが実現すれば、1箱600円くらいになるとか。
高いなぁ。
以前、海外でタバコの値段を見て驚いたことを思い出した。
どこだっけ?メルボルン?パリかな?
1箱1,000円近かったと思う。
タバコやアルコールの税金を「SinTax(罪の税)」って言うんだそうだ。
嗜好品だからか、体に悪いからなのか、とにかく罪ってことなのか。
しかし、依存性のある商品を国が牛耳って販売、税金を掛けておいて
税率を操るってのも、それこそ別の意味で「罪」って気もするが。
ワタクシは喫煙者ではないが、喫煙者だった時期もある。
初めてタバコをふかしてみたのは、
本当は吸ってはいけない年齢のころ。
単純に大人の気分への憧れだけだった。
こんな気持ち悪いものを何で吸うのだろうと思った。
スポーツもやっていたし、家族に喫煙者もおらず、
タバコの匂いには非常に敏感だったので、
隠れて吸っても一発でバレる。
そんなこともあり、深入りはしないで済んだ。
まあそれでも、喫茶店でタバコを吸っていて
補導されたりなんてこともあったりした。
若気の至りっていうか、カッコつけてただけなんだけど、
制服着て吸ってれば、補導されるに決まっている。
本格的に吸い始めたのは大学時代。
一人暮らしになったとか、友人やバイト仲間が皆吸っていたとか、
その程度の理由だったと思う。
当時は喫煙率も結構高かったんじゃないだろうか。
卒業し某スポーツクラブチェーン本部に就職、
そして半年でそのサラリーマンを辞めて、
テニス界に入った時、タバコを止めた。
何の実績も力もない自分がテニス界で生きていくには、
とにかく勉強と練習しかないと思い、炭酸・ジュース・タバコを止め、
牛乳を飲み、毎晩のランニングと自転車通勤をはじめた。
ちなみにビールだけはちょっと飲んでた。
(このへんが自分に甘いのだ)
禁煙の苦労は無かった。
たぶんそれ以上に、「なんとかものにならなければ」という思いと
焦りが大きかったのだと思う。
その後、今の会社に入り、ストレス・・・じゃなくてデスクワークとか、
色んな仕事が増えてか、またタバコを吸い始める。
当時は事務所内も禁煙ではなかった。
今思うと、信じられないけど。
で、数年前にタバコをやめた。
Ken’sは禁煙だし、オフィスも禁煙。
ワタクシ自身、タバコが無ければ無いでガマンできるので、
仕事のある日はタバコを持ち歩かない。
匂いに弱いので、自分の車も禁煙だし、食事も禁煙席。
朝晩に1~2本とか、釣りの時くらいしか吸っていなかった。
ある時、「別に吸わなくてもいいんじゃないか?」と思った。
ためしに吸うのをやめてみた。
特に苦労も無く、そのまま今に至る。
もう5年くらいだろうか。
今はまったく吸いたいとも思わないが、
喫煙者の気持ちも分かる。
ひと仕事終えた後とか、飲んだ時とか、
タバコを美味しく感じる瞬間があるということは理解できる。
だから吸うなとも吸えとも思わない。
もちろん分煙や禁煙ゾーンは必要だし、マナーも大事だ。
吸う権利も吸わない権利もある。
そこらへんの棲み分けがちゃんと出来ていれば良いと思う。
しかし、1箱600円のタバコかぁ。
もはやタバコは贅沢品なのか。
やっぱり喫煙率は下がるのかな。
タバコやめて良かったことってなんだろう。
・食事が美味しい
・朝、口の中が気持ち悪くならない
・タバコとライターを持ち歩かないで済む
・お金が掛からない
そんなところかなぁ。
悪かったことってなんだろう
ライターを集める楽しみが無くなったことくらいか。
ZIPPO集めって、値段も手ごろだし、種類も多くて
結構楽しいんだよね。
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