先日、日本テニス事業協会の勉強会にお邪魔した。
勉強会を終え、懇親会にも参加させていただいた。
気がつけば周りはほとんど社長さんやオーナーさんだった。
皆さん立派な方ばかりで、適当社員の代表のようなワタクシは、
いったい何を話して良いか分からず、ボロが出ないように
ひたすら黙って拝聴するばかりだった。
聞くばかりで口がヒマなので、ワインを何倍も飲んでしまった。
帰りの電車、目が覚めたのは降りる駅だった。
ふぅ~、危なかった。
さて、「ラケットのインプレは要らない。つまんないから」
と野球仲間からは言われている。
いや、キミ達のために書いてないから。
ということで、インプレだ。
DUNLOP AEROGEL 4D 500TOUR
■フェイスサイズ 100平方インチ
■フレーム厚 23~25mm
■フレーム長 27.0インチ
■ストリングパターン 16×18
■ウエイト 300g
■バランス 320mm
■価格 35,700円(税込み)
ジェームズ・ブレークやトミー・ロブレド、トミー・ハースなど、
多くのプロ選手が使用しているシリーズ、AEROGEL。
3桁の番号があがるほどにパワー系になる。
その500は、その中でも比較的扱いやすい(飛ぶ)モデル。
これもツアーという名前がついているが、スペック的にも
さほど難しくは無いだろうという感じ。
300gというウエイト、23~25mmのフレーム厚は、
ツアー系ラケット入門者にはちょうど良いのではないだろうか。
最近のワタクシ、重めのラケットを使うことが多いためなのか、
300gというウエイトは非常に軽く感じたが、
一般の方でも持ち重りはしないと思う。
さほどハードルは高くないはず。
打ってみると、少し柔らかめのくわえ込むような打球感。
しっかりボールをホールドするような感触は、
コントロール面においても安心感がある。
強い打球に対しても、また自分から強く振りぬいても
打球のショックが適度に軽減されて腕に伝わってくる。
少し太めのラウンドシャフトが、その感触を生んでいるのだろうか。
確かにメーカーの謳い文句にあるとおり、
コントロール性を重視した味付けであることが分かる。
スピン性能も悪くない。
フェイスでくわえ込んで転がすイメージ。
ヨネックスの新製品、メガスピンに少し似てるかもしれない。
サービス・スマッシュの縦スイングでも、思い切りフラットに当てると
適度な感触を残したまま、しっかりボールにスピードが乗る。
結構、楽にボールの威力を出せる気がした。
全体的には、難しくないツアーモデルって感じ。
バボラで言うと、ピュアストームじゃなくて、
ピュアドライブくらいな位置づけか。
パワーもコントロールも、もう少しステップアップしたいけど、
いきなり難しいラケットはちょっと・・・という方。
300gというウエイトが扱えれば、入門としては最適かと思う。
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