YONEX RQiS1TOUR XL など

USオープン男子SF、マレーがナダルに勝った。
期待されながら、なかなか爆発しなかったマレー。
いよいよ、その時が来たか?

女子は、セレナが優勝。
これで彼女は1位になるそうだ。
ヤンコビッチの1位も短い間だったなぁ。

しかし、セレナの筋肉、スゴイ。
そのへんの男子プロよりマッスルボディだ。

筋肉といえば、6歳児がワタクシのお腹をつまんで
「ポーニョ、ポニョ、メタボの子」って歌ってた。
流行っているのか?

さて、毎年この時期は各メーカーの展示会がある。
下半期の始まりでもあるので、人事考課やら、
あれこれとやることがあるうえに、展示会まわりで
死にそうになる。

じゃあ、展示会は動かせないだろうから、
自分の仕事を計算して前倒しにすれば良いと思うのだが、
そこは、一人の都合では動かないのが会社である。

でも、ようやくピークは過ぎたかな。
あとは、転がり落ちるだけだったりして。(嘲笑)

で、ヨネックスの展示会である。
同社は、展示会とともに、契約インストラクターの会議がある。

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社長様のお話から始まり、新製品の説明など。
そして、今回は日本ナショナルチームのトレーナー、
田島氏のトレーニングセミナーだった。
氏の講義を聞くのは、今回で3度目だったが、
非常に刺激的でためになる話だった。

同行した澤村コーチも真剣に聞いていた。
旭コーチだったら完全に寝ていただろうな。

展示会場は相変わらずの賑わい。
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ゴルフのコーナーは石川遼プロが大フューチャーだった。

当然、テニスのコーナーは・・・
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アナ・イバノビッチだ。
アナ使用の新製品ラケットが発表に。

アナをフューチャーしたバッグも。
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今回の展示会では新製品の試打会も実施された。

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RQiS1TourXL95
Txl95_2

RQiS1TourXL100
Txl100

イバノビッチ使用のニューモデルだ。
確かに、以前のRQiS1Tourはハードすぎて、
イバノビッチ使用を全面に押出しても
女性層へのセールス的には厳しいものがあった。
今回、カラーリングも一新、100サイズも追加して、
一気に攻勢に出た。

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ちなみにこのカラーは、イバノビッチ自身が選んだものだそうだ。
4タイプの異なるカラーモデルを持って行ったところ、
迷い無く、「This Is my racket!」と選んだのがこれだそうだ。

P1000149_2

フェイスは、RQシリーズからはじまった、少し丸みを帯びた形状。
この形状、一部ではヨネックスらしさが薄れたとの声もあるが、
逆に違和感が無く使いやすくなったと思う。

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テーパーは、これまたヨネックスが得意とする
スロート部が若干絞られたもの。
これが、適度なしなり感を出すのだ。

さて、実際に試打してみた。

思いのほか、ソフトな仕上がりだった。

95サイズは、やはりそれなりにハードではあるが、
それでも、RQiS1Tourに比べれば、
段違いにソフトな打球感である。
女性層を視野に入れた開発コンセプトが垣間見える。

ただ、95サイズは、女性でも上級レベルの方でないと
少々キツイのではないかと思う。
男性でも中級レベルくらいの方だろう。
RQiS1Tourよりは腕に優しいが、RQiS2Tourよりは
ハードなモデルであることは間違いない。
「1」と「2」の間をキレイに埋めたモデルという感じである。

100の方は飛びも良いし、非常に使いやすい。
フェイスが大きい分、スピンも打ちやすいし、
サービスもスピードが出やすい。

ウエイト的に問題無く振れるのであれば、
幅広い女性層にじゅうぶんマッチするモデルである。
イバノビッチが使うのは、もちろん95サイズだが、
ワタクシ的には、100サイズこそメインに勧めたい。

ちなみに、イバノビッチが本当に使うのは、今までの
RQiS1TourにXLのペイントを乗せたものかと思ったら、
開発の方によれば、XLを使用しているそうだ。

もちろん、バランスやウエイトなどの、
細かいチューンはあるそうだが。
それだけ、イバノビッチも気にいったということだろう。
確かに良いラケットだと思った。
上手いこと作るなぁ。

最後に澤村コーチ。

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「This is my Racket!」

・・・という台詞が似合わない男。

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