ロングセラーにはそれなりの理由がある。
やっぱり、名品は名品。
ラケットも血統がものを言うのか。
フェイスサイズ :98平方インチ
レングス :27インチ
ウエイト :320g
バランス :310mm
厚 さ :21mm
ストリングパターン :18×20
Prestige Midの取り回し性能にノックアウトされながらも
やはりフェイスサイズによるシビアさはシンドイかなと思い、
次に手にしたのが、Midplus。
フェイスが若干大きく、そしてフレームが2mm厚い。
これだけの差とはいえ、やはり扱いやすさが随分違う。
ワタクシ、もともとフレームショットを絶妙なところに落とすのが得意技。
ガシャッ!という音とともにベースラインギリギリに落ちるロブは
そりゃもう芸術の域であります。
ダニエルに言わせると、「Oh~! Maltスペシャル!」だそう。
(自慢にならん)
そんなワタクシがMidサイズを使いこなすのは、やはり難しい。
これがMidplusサイズになると一気に安心感が増すわけです。
数字にすれば微々たるものでも、この差は大きい。
ただし、フェイスサイズの大きさもあいまってか、
操作性の良さはMidサイズに軍配があがる。
Midplusサイズは、ちょっとブンブン!て感じかなぁ。
スロートからフェイスに延びるラインもMidサイズのほうが色っぽいです。
とはいえ、MGシリーズのツアー系モデル。
打球感もしっかりハード。
変にたわみのない剛性感はプレステージの歴史そのままです。
フェイスを板のように感じながら、パ~ン!と弾く。
グニャっとボールを一瞬くわえるような、ヤワな感触はありません。
あくまで、板でパ~ン!です。
ストリングパターンが細かいので、スピンの引っ掛かり感は少ないのですが、
フェイスサイズのせいか、Midサイズよりはヘビースピンが掛けやすい。
パッシングショットをアングルに沈めるのも、イメージ通りに打てました。
当然ですが、フェイス分、ネットプレーも楽。
Midサイズで短くなってしまったボレーも、
しっかりベースライン際に運ぶことが出来ました。
やはりワタクシには、このMidplusがジャストフィットかなぁと思いつつ、
次なるPRESTIGE PROの試打に臨んだのでした。
続く・・・
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