結局、マスターズカップはフェデラーの優勝。
しかも、ゴンザレスの一敗以外は圧勝でした。
あるメーカーさんから聞いた話。
といっても、内容ですぐ分かってしまうけど。
フェデラーが昨年日本に来た時に、限られた人だけで
フェデラーに会う機会がありました。
ワタクシも幸運にもそこに呼んでいただき、
感激のご対面をしたわけです。
そのパーティーは、彼の契約メーカーであるウイルソン
(社名はアメアスポーツ)が段取りをしたものでした。
今までも同じようなパーティーに呼んでいただいたこともありましたが、
このフェデラーのときは、ちょっと雰囲気が違っていました。
変な話ですが、フェデラーがその場に来るまで、
本当に来るのかどうか、誰も確信がもてなかったような雰囲気。
主催のウイルソンのスタッフの方も分刻みで、
「今、~を出ました」「今~交差点です」「少し渋滞しています」
みたいな感じでしたし。
本人が大物過ぎるというか、スケジュールが過密すぎて、
何らかのアクシデントがあったら、その場に来れないという
可能性もあったのかもしれません。
ウイルソンさんとしても、大事な取引先や関係者を
招待していますから、本人が来れなくなれば
大変なことになりますしね。
結局、フェデラーは無事に会場に着き、出席者全員
大満足の時間を過ごしたわけですが、
フェデラーが何分間会場にいるかも決められていたようです。
やっぱり大物なのですね。
そんなフェデラーですが、ウイルソン社には
実際にフェデラーが使ったラケットがあります。
右上の写真はウインブルドンですが、ナスダックオープンで
使用したものだそうです。
ワタクシも取り出して触らせてもらいましたが、
グリップ・ウエイトともに普通のラケットでした。(当たり前か)
しかし、すでにこの「nSixOneTour」は前モデル。
ウイルソンから、現使用モデル[K]Six One Tourの
本人実使用ラケットが欲しいとオファーを出したそうです。
なんとその回答は、「18人待ちなので1年以上掛かる」とのこと。
ウエイティングリストには、某合衆国大統領から石油王国の国王まで
超VIPの名前がずらりと並んでいるとか。
もはや、テニス界No1のフェデラーではなく、
スポーツ界No1アスリートのフェデラーなのだそうです。
いやぁ、すごいことになっています。
ワタクシも2度ほどパーティーで本人とご対面して、
写真も撮ってもらったけど、もうそういうことは無いかもしれません。
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