先日、メーカーのプロモーションの方と話をしました。
そのときに仕入れた小ネタを少し。
フェデラーのラケット、nSix-One Tour90ですが、巷の噂では、
「実はあれは初代プロスタッフのセントビンセント製に
nCodeのコスメチックを乗せただけ」
なんて話もありますが、市販のnCodeそのままのようです。
NASDAQオープン優勝の際にフェデラーが実際に使用したラケットを
アメアスポーツジャパン(ウイルソンジャパン)がもらったそうですが、
特に特別仕様ということでもなく、フレーム厚その他も
市販のモデルそのままだったそうです。
違っているのは、フレームサイドのフェデラーのサイン(印刷)入りというだけ。
ウエイトも特に重くも無いとか。
さすがにグラファイトの配合までは分からないとのことでしたが。
ちなみにグリップは「3」だそうです。
これまたいたって普通です。
フェデラーに対して、エナンのラケットは特別仕様だそうです。
公式には「nツアー」なのですが、市販品とは厚みも構造も違うそう。
まず、フレームの厚みがフラットビームではなく、
テーパーが掛かっているとのこと。
スロート部が少し厚くなっているようです。
で、グロメットにはパワーホールが搭載だそうです。
プロ選手にはあまりパワーホールのイメージが無いのですが、意外です。
で、驚くべきはラケットウエイト。
なんと、265グラム!
そんな軽いラケットであんなボール打ってるんですね。
スイングスピード重視なのでしょうか。
「彼女達は道具は何でも良いんですかねぇ。選び方に一貫性が無いし・・・」
確かに、セレナが「n3 115」、ビーナスが「n4」。
選手向けのモデルじゃないですね。
そういえば、ジャパンオープンのオフィシャルストリンガーブースで
彼女達のラケットを見せてもらったとき、ストリンガーの方も
「彼女達は固く張ってあれば何でも良いみたいですよ」
と言ってましたっけ。
ちなみに、以前のストリングはウイルソンのスピンガット。
今はナチュラルストリングだそうです。
全然違う感触だと思うんですが。
選手が特別仕様のラケットを使うのはよくある話です。
ヒューイットも新製品が出てもコスメチックだけで、中身は以前のモデルだったし。
(言っちゃいけなかったか?)
ドキッチもコスメチックだけ変えたりしてました。
(これは現物持ってます)
サフィンのLMプレステージも、LM(リキッドメタル)の乗っていない
プレステージクラシックですよね。
と、言い出すとキリが無いので、この辺で。
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