こ、これは!
高いけど、食べておくべき!
残念ながら店が開いてる時間にここを歩くことはまずない。
さて、仕事のお話。
何かの案件が成立したり、新規事業が立ち上がったりするのは組織が前に進むため。
仕組みや改善、ネーミングなんかも同じ。
それらの案件は、誰かが提案して、誰かが段取りして、
誰かが汗をかいて、実現して軌道に乗ってその組織のものとして定着する。
当たり前の話だけど、そこにいる人たちの知見がなんとなく集約されて
その事案が出来上がったりはしない。
必ずファーストペンギンがそこにはいる。
しかし、それは必ずしも評価されるとは限らない。
案件が実現すれば、最終の調印をしたトップの英断に集約されたりもする。
その前に地べたを這いつくばって案件を探して見つけて、
ヒリヒリするような条件交渉をして、合意まで持って行った兵隊がいるはずなのだが、
一兵卒は歴史に名を残すことはない。
誰が考え提案したのか?
自然に生まれるなんてわけはない。
その仕組みは誰が提案したのか?
なんとなく皆がやるようになったなんてわけもない。
その案件は誰が成立の段取りをしたのか?
かけ離れた条件をすり合わせた誰かがいたはず。
だが、形ができれば組織の常識として集約され、
さも最初からあったようにそれは動いて行く。
あえて言えば、それが上手く機能しなくなった時に犯人探しが始まり、
提案者が「お前が言ったことだ」と吊し上げられることも。(ツライね、これ)
組織なんて勝手なものかもしれないが、それこそが組織。
だからと言って、ファーストペンギンであることをやめてはいけない。
動かないことには何も始まらない。
すべての提案が通るわけもないし、成功するわけもない。
そして、かならずしも評価されるわけでもない。
ファーストペンギンや兵隊への評価がなくても、
組織の外から見ている人には案外わかっている。
会社はあなたに報酬を払っているから、
「それくらいやって当たり前。給料払ってるんだから」
という感覚かもしれない。
それが報酬通りなのか、それ以上なのかは分からない。
でも常にそれを超えることを目指すべきだ。
そうしないと力はつかない。
だから腐らず、提案し、前に進み続けるのだ。
「キミなんか他所では通用しない」と言うかもしれないが、
どこでも通用する自分をつくろう。
ぶら下がっちゃけない。
後追いペンギンではなく、ファーストペンギンであることで自分の価値を高めるのだ。
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