早朝ラン。
明るいし、寒くないし、汗もかけるし、
走りやすい季節になった。
川沿いの放置バイク。
猫がすっぽりとおさまってた。
近づいても動かず。
よほど居心地が良いらしい。
今日もいい汗かいたぜ。
さて、そんなわけでラケットチューンナップ・プロジェクトの
Team REC第1号被験者としてチューンナップされたプレステージ。
いや正確にはTeam REC日本リーグメンバーの井原コーチも
0,5インチロング加工をしているから、彼が第1号か。
まずはストリンギング。
最近の時流に合わせてハイブリッドセッティング。
メインにWilson NXT POWER、
クロスにラケットスタジオオリジナルのポリ(1,18mm)。
テンションは42ポンド。
ワタクシ仕様の緩めで申し訳ない。
とりあえず、ロング加工&PUグリップ、
PUグリップのみの2本を張り上げた。
ノーマルは時間の関係でまた今度。
次の日、レックインドアテニススクール上石神井へ。
コートが空いている隙間を見つけ、相手を探す。
そこにいたのが、佐藤一平コーチ。
日本リーグメンバーでもあるバリバリの若手だ。
「一平ちゃん、ちょっと時間ある?」
「なんですか?」
「これ見て。チューンしたプレステ。試打したいのよ」
「おっ!打ちましょう!」
と言うことでコートへ。
まずはロング加工タイプ。
いきなり振り遅れる。
たった0,5インチでもずいぶん違う。
最初は感覚が合わず苦労するも、徐々にタイミングが合ってきた。
ヘッドを意識的に回すことで、打球にもパワーが乗り始める。
サービスは特に良い。
最初は一平コーチもワタクシもバックフォルトを連発。
やはり少しヘッドが遅れて出てくるようだ。
が、意識的にヘッドを回し、タイミングを合わせるとパワー増大。
明らかにサービスのスピードが増した。
なるほどこれがロングタイプの恩恵か。
違いは明確である。
ロング加工は最初の違和感は大きいが、
取り回しが出来ればかなりの武器だ。
1インチはかなり長い。
0,5インチでもじゅうぶんに効果を感じられるので
まずはそこからをオススメしたい。
続いて、PU(ポリウレタン)グリップバージョン。
こちらは打球感が明確に変わる。
かなりソリッド、つまりダイレクトに打感が腕に伝わる。
フェイスのどこでヒットしたか、当たり方の伝わり方がハッキリしている。
ソリッドな打球感を求めて、
グリップをシンセティックからレザーに変える選手も多い。
(関口プロもレザーに変えている)
クッションタイプのシンセティックからレザーへの変更でも
かなりの効果が得られるとのことだが、このベース変更は
さらなる打球感の違いが得られる。
また、ベースがパレットだと使い込んでいくうちに
徐々に潰れていくが、PUはそれがない。
感触をキープするためにも有効なチューンだと思う。
ラケットチューンてこんなに変わるのね。
目からウロコの体験が出来ること間違いなしである。
「最初は違和感をアジャストしなけれないけませんけど、
慣れればパワーの違いは分かりやすいです。
特にサービスでの効果は絶大だと思います」
とは、佐藤一平コーチのコメント。
ラケットチューンナップは効果が得られる反面、
デリケートな部分もあるので、コーチにリクエストを伝え、
よく相談して決めて欲しい。
自分だけの1本をぜひ!
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