先日、こんなナンバーの車を見た。
49-89
四苦八苦って・・・・
しかも、自ら選んだっぽい。
何を思ってこのナンバーに?
不思議だ。
テニス好きの方のナンバーにはこんなのが多いらしい。
60-60
このナンバー、プロ選手にも少なくないとか。
そういえば、Ken’sのコーチにもいたっけ。
ちなみにワタクシの車のナンバーも
テニスのスコアっぽいが、実はまったく関係ない。
本当の意味合いは、ある日付である。
あまりに記念日を覚えないワタクシに業を煮やした家人が
これなら忘れまいと、車のナンバーにしたのだ。
しかし、そんな思惑とは裏腹に、肝心のその日になっても、
それを見事に忘れているワタクシ。
もう、そんなヤツだと諦めたようだ。
ワタクシの勝ちである。(?)
さて、ブリヂストンさんから新製品ストリングが届いた。
テクニファイバー DURAMIX HD(左)とX.CODE(右)である。
ということで、ワタクシ専属(?)ストリンガーの
澤村コーチに張りをお願いした。
構造はこんな感じ。
ポリとナイロンの糸が編まれたマルチフィラメントである。
ちなみに、現在のワタクシの標準セッティングは次の通り。
・ラケット HEAD YOUTEK PRESTIGE MID
・ストリング HEAD SONIC PRO(ブラック)
・テンション 42ポンド(1本張り)
ソニックプロはポリの単糸である。
カラーはブラックなので、染料の関係で若干固めかもしれない。
で、DURAMIX HDも同じ条件で張り上げてもらった。
また、プレー直前に張り上がったものを使用した。
本当は、澤村コーチがギリギリまで忘れていただけ。(苦笑)
さて、試打。
もう1本のソニックプロと比較しながら打つ。
第一印象は・・・
ソフト!
これ、本当にポリ?って感じ。
ガツン!というポリ特有の打球感はほとんど無い。
かといって、腰の弱さも無いが、ボールの外径(サイズ)通りに
そのままキレイにホールドして、飛ばすイメージ。
ポリとナイロンのミックスということに加えて、
マルチ構造であることが明確にフィーリングに出ている。
ボールの芯を打つような硬質なフィーリングは
ナイロンモノフィラメントの方が明確に出るようにも思うが、
ナイロンマルチフィラメントよりは明らかに
ストロングなフィーリングだと思う。
スピンもホールドしながらキレイに引っ掛かるし、
素直なストリングだと感じた。
何時間も試打をしたわけではないので、
耐久性についてはコメントできないが、
開発コンセプトや素材からは、耐久性は高いと思う。
単構造のポリストリングとは明らかに一線を画す
マルチ構造のこのストリング。
単構造のストリングはさすがにしんどいが、
ポリの強いフィーリングも感じつつ、
でもあまりガツンとし過ぎずにしっかり打っていきたい
という人にはオススメだと思う。
最後に個人的なインプレ。
ワタクシが使うという観点からは、このストリングはソフト過ぎた。
ボールをホールドし過ぎて、ストリングというか
フェイスが食い込む感じが強すぎるのだ。
ワタクシの最近の好みは、ボールをくわえるよりは、
フェイスが負けずにボールを潰して叩く感じ。
セカンドサービスをフォアのリターンで叩く時などは
バキッ!とフェイスとボールをケンカさせたい。
その上でアウトしないようにMIDで薄いフレームと
飛びを抑えられる単構造のポリストリングというのが
現在のセッティングなのだ。
そういう意味では、ちょっとDURAMIX HDは
ボールをホールドし過ぎるかなという印象だ。
逆に言えば、そういう感触を求める人はそう多くないだろうから、
より幅広い層に受け入れられるストリングであるとも言えると思う。
ポリのマルチフィラメントについて新たな認識を持ったストリングだった。
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