毎朝の日課、スポーツクラブでトレーニングの後、
ジャグジーに入っていたら、以前、サウナで殺されかけた、
顔見知りのオジサンが入ってきた。
「オリンピック、錦織は残念だったね。
彼は、まだこれからの選手なのかい?」
そんな感じで会話が始まった。
今度はジャグジーでのぼせて、気を失うのかと、
一瞬、身の危険を感じたが、あまり長い話にならなかった。
良かった。
「そうそう、Maltさんの会社の先輩って人が、ここに来てるんだね。
この前、同じ会社だって言ってたよ。
優しそうな感じの50歳くらいの人」
「それ、先輩じゃなくて、ウチの社長です・・・」
ボス、喜んでください!
実年齢より、若く見られてますぜ。
さて、ワタクシの正真正銘の先輩、和田コーチが
懐かしいラケットを持ってきてくれた。
最近、集まってきた懐かしいラケットは、
和田コーチが持ってきてくれたものが多い。
どこかに、特殊な入手ルートを持っているんだろうか?
どれも、コンディションも良く手入れされているのも
和田コーチらしい。
ということで、これだ。
ロシニョールといえば、スキーブランドとして有名だが、
テニスでも、後にビランデルが使用したF200などで、
一時代を築いたブランドである。
その独特の製品コンセプトは、他の追随を許さなかった。
しかし、時代の波に押されてか、テニスからは撤退。
残念である。
このラケットは、ワタクシが高校生の頃のものだと思う。
確か、アメリカのトッププロ、ハロルド・ソロモンが使っていた。
写真で分かるように、シャフトが白である。
当時、実物を見たことが無く、雑誌の写真でしか
知らなかったので、白だけだと思ったら、これは黒タイプ。
フレームサイドには、”Made in USA”の刻印。
当時はドルが高く、海外製品のラケットは、
国産の倍くらいの値段だった。
当然、ワタクシは持っていなかった。
グリップレザーからも分かるとおり、使用品ではあるが、
このラケット、とにかくコンディションが良い。
フレームのヘタリも無さそうだし、今度、使ってみよう。
いやぁ、良いものもらった。
和田コーチ、まだ何か隠し持っているでしょう?
次も期待してま~す!
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