帰宅する。
子供が起きてると、こう言う。
子供 : 「おかえり! おとうさん、今日はどんな一日だった?♪」
ワタクシ:「今日は、怒っちゃったなぁ・・・」
とか、懺悔するはめになる。
「まあ、いい事も悪いこともあるよ♪」
9歳児が、ワタクシに道徳的な何かを伝えようとしてるのか?
子供に教わるとはまさにこのこと。
さて、何回かにわたって、昔もののネタだった。
性懲りも無く、また古いものの話。
以前紹介した、第一弾オリジナルラケット。
シルバーエース タムラテニスプランニングVer
実は第2弾もある。
プロケネックス(ベース)
TTP(タムラテニスプランニング)オリジナル
15年前くらいのモデル。
Ken’s千葉 和田コーチ寄贈。
ラウンドシャフト。
バボラ ピュアドライブなんかの原型じゃないかな。
フレームはそんなに厚くない。
50本くらいつくったような気がする。
さらに・・・実は第3弾もある。
当然、Ken’sのロゴ入り。
これは、二代目Ken’sロゴ。
現在のKen’sロゴは三代目。
反対側には、Ken’sの理念が刻印されている。
英語だけど、なかなか良い言葉。(だとダニエルが言ってた)
これ、Ken’sのどこかに書いてあります。
探してみてください。
かれこれ、12年前くらいのモデルか。
このカラーサンプルを見たメーカーの部長さんが、
「こんな色、誰が買うんですか?」
と思わず本音を漏らしてしまったという逸話が。
当時としては、画期的なカラーだったような。
このラケットは100本つくった。
完成もしていないのに、手書きのポスターだけで
すべて予約完売したという、化け物モデルだった。
今にして思えば、ポスターだけでよく買ってくれたものだ。
現在じゃ考えられない。
この2本のラケット、プレゼント用などに
安くつくったものではない。
コーチであるワタクシたちが、実際に使うべく、
スペックを指定してつくったもの。
モールド(金型)こそ既製のものだが、
ウエイト・バランス・フレックスなど、
細かくこだわってつくり上げた。
そんな意味でも、思い入れの強いラケットだ。
旭コーチや熊谷コーチが持って、「トップヘビーですね」とか、
「グリップ太いなぁ」とか言ってた。
そりゃ、思い入れは無いよな。
彼らが入社する前のことだ。
十数年ぶりに打ってみようと思った。
さすがにガットは死んでるので張り替えないと。
旭コーチが微妙に嫌がったので、自分で張った。
というのはウソで、旭コーチに業務報告をしてもらいながら張り上げた。
さすがの旭コーチも、業務報告しながらのガット張りは無理なようだ。
さて、実際に打ってみた。
・・・さすがに古さは否めない。
スペック表示を見ると、グラファイト80%・グラスファイバー20%。
今のラケット、グラスファイバーは入ってないと思われる。
前回のシルバーエースはそれほど違和感無かったのに。
やっぱり、こういうテクノロジー主導モデルは古くなるのかな。
なんてこと思いながらテニスをしたが、ふと我に返った。
こんなことしてる場合じゃない!
AllstarClassicに向けて、すべてのショットを真剣に打たなきゃ!
少しだけノスタルジーに浸った火曜日だった。
AllstarClassic、頑張るよ~!
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