オリジナルラケット第2弾!

帰宅する。
子供が起きてると、こう言う。

 子供 : 「おかえり! おとうさん、今日はどんな一日だった?♪」

 ワタクシ:「今日は、怒っちゃったなぁ・・・」
とか、懺悔するはめになる。

 「まあ、いい事も悪いこともあるよ♪」

9歳児が、ワタクシに道徳的な何かを伝えようとしてるのか?
子供に教わるとはまさにこのこと。

さて、何回かにわたって、昔もののネタだった。
性懲りも無く、また古いものの話。

以前紹介した、第一弾オリジナルラケット
Dsc_0492
シルバーエース タムラテニスプランニングVer

実は第2弾もある。

Dsc_0530
プロケネックス(ベース) 
TTP(タムラテニスプランニング)オリジナル

15年前くらいのモデル。
Ken’s千葉 和田コーチ寄贈。

Dsc_0533
当然ながら、会社のロゴ入り。

Dsc_0536
ラウンドシャフト。
バボラ ピュアドライブなんかの原型じゃないかな。

Dsc_0537
フレームはそんなに厚くない。
50本くらいつくったような気がする。

さらに・・・実は第3弾もある。

Dsc_0541
プロケネックス(ベース)
Ken’sオリジナルモデル

Dsc_0542
当然、Ken’sのロゴ入り。
これは、二代目Ken’sロゴ。
現在のKen’sロゴは三代目。

Dsc_0545_2 
反対側には、Ken’sの理念が刻印されている。
英語だけど、なかなか良い言葉。(だとダニエルが言ってた)
これ、Ken’sのどこかに書いてあります。
探してみてください。

かれこれ、12年前くらいのモデルか。
Dsc_0549
このカラーサンプルを見たメーカーの部長さんが、
 「こんな色、誰が買うんですか?」
と思わず本音を漏らしてしまったという逸話が。
当時としては、画期的なカラーだったような。

このラケットは100本つくった。
完成もしていないのに、手書きのポスターだけで
すべて予約完売したという、化け物モデルだった。
今にして思えば、ポスターだけでよく買ってくれたものだ。
現在じゃ考えられない。

この2本のラケット、プレゼント用などに
安くつくったものではない。
コーチであるワタクシたちが、実際に使うべく、
スペックを指定してつくったもの。

モールド(金型)こそ既製のものだが、
ウエイト・バランス・フレックスなど、
細かくこだわってつくり上げた。
そんな意味でも、思い入れの強いラケットだ。

旭コーチや熊谷コーチが持って、「トップヘビーですね」とか、
「グリップ太いなぁ」とか言ってた。
そりゃ、思い入れは無いよな。
彼らが入社する前のことだ。

十数年ぶりに打ってみようと思った。
さすがにガットは死んでるので張り替えないと。

旭コーチが微妙に嫌がったので、自分で張った。

Dsc_0552
というのはウソで、旭コーチに業務報告をしてもらいながら張り上げた。
さすがの旭コーチも、業務報告しながらのガット張りは無理なようだ。

さて、実際に打ってみた。

・・・さすがに古さは否めない。
Dsc_0534_2
スペック表示を見ると、グラファイト80%・グラスファイバー20%。
今のラケット、グラスファイバーは入ってないと思われる。

前回のシルバーエースはそれほど違和感無かったのに。
やっぱり、こういうテクノロジー主導モデルは古くなるのかな。
なんてこと思いながらテニスをしたが、ふと我に返った。

こんなことしてる場合じゃない!
AllstarClassicに向けて、すべてのショットを真剣に打たなきゃ!

少しだけノスタルジーに浸った火曜日だった。

AllstarClassic、頑張るよ~!

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