無人島にひとつだけ持って行くとしたらって質問に
「A LONG VACATION」のCDと答えるワタクシである。
その大瀧詠一師匠も亡くなってしまい、寂しい限り。
こんな動画を見つけた。
https://youtu.be/E22j7pV09C8
すごいわ、これ。
と思ったら、YouTubeから削除されてた。
NHK BSで放映した大瀧詠一追悼番組。
「君は天然色」を豪華バックバンドで演奏している。
超豪華メンバーが大瀧詠一師匠のボーカルに合わせて、一発撮りの演奏。
ボーカルが録音、演奏が生という逆バージョン。
こんなことできるのね。
すばらしい!
探してみてください。
さて、先日のこと。
レックインドアテニススクール上石神井で試打をした。
試したのはこちら。
ぜんぶHEADね。
じつはこのラケットたち、すべて関口周一モデル。
関口プロが使っていたり、試してみたラケットたち。
試打の結果、実戦投入には至らなかったものもあるが、
HEAD社が関口プロ仕様にしてくれたものたち。
ウエイト、バランス、グリップ形状、モノによってはモールドも、
関口プロのリクエストに合わせてチューンされている。
以前、ラケットマイスターさんで関口プロパーソナルの
PRESTIGEのスペック計測をしてもらったことがあるが、
年代の違うモデルでもすべてがドンピシャで揃っていた。
今回はSPEED、RADICALもあるので微妙な違いはあると思うが、
バランス、ウエイトは合わせてあると思われる。
もちろんグリップ形状も関口プロ仕様だ。
ということで、この4本をまとめて試打してみようと思い立ったのだ。
まずは、関口プロといえばのPRESIGE。
HEAD契約プロのPRESTIGEはほとんどがオールグロス(艶出し)塗装だが、
関口プロのPRESTIGEもグロス塗装。
これがいちばん分かりやすい市販品との違いかな。
ストリングは縦ナチュラル、横ポリのハイブリッド。
ナチュラルはBabolat TOUCH TONIC、ポリはHEADのHAWK(たぶん)。
テンションは48ポンドくらい。(だった気がする)
フレームサイドのPRESTIGEのロゴに、MPとかPROの表記がない。
以前は、SとかPROとか入っていたのだけど、このPRESTIGEにはない。
(たしかチリッチのPRESTIGEにはPROと入っていた)
まさにパーソナルの証。
グリップエンドのキャップも市販品と違ってシール。
ロゴに丸い跡があるが、シールを剥がすと小さな穴が空いていて、
調整用のシリコン注入ができるようになっている。
ということで、試打開始。
関口プロのPRESTIGEは何本か打ったことがあるけど、
これもとても打ちやすい。
ワタクシ好みの「ちょっとトップライト」なのもちょうどいい。
現行のPRESTIGEはかなり柔らかくて、RAも低めなのだけど、
関口パーソナルはそこまで柔らかくない気がする。
おそらくだけど、これまでのRAが維持されているんじゃないだろうか。
急にRAが変わったら、そんなに簡単にスイッチできないよね。
関口プロ本人も「たぶん何世代か前のだと思います」と言っていた。
柔すぎず、粘りはあるけど、球離れも感じられるバランスの良さが
このPRESTIGEの特徴のひとつ。
で、ナチュラルだからなのか、スピン系の引っかかりも良い。
たしかナチュラルのゲージはボールフィールの130ではなく、
ロンジビリティだから太めのはず。
そういえば、鈴木プロも以前はかなり太ゲージのナチュラル使っていたと言ってた。
ナチュラルって太くても引っかかりが良いってことなんだろうか。
ネットプレーも操作性も良いし、適度に弾くので扱いやすい。
ナチュラルならではの抜けるようなフィーリングも気持ち良い。
いやぁ、いいね、これ。
問題は何本も揃えられないとこかな。(って、これがいちばん問題)
「年の差考えてやさくしてね」とお願いしてみたが、
徐々にボールが速くなり、危険なくらいに。
ちゃんと真ん中で捉えてるのにボールがフェイスに食い込んで、
持ち上げるのに苦労するの、久しぶりに感じたぞ。
さすが関口プロとダブルスを組んでただけはある。
というか、遠慮しないあたりが天然でいいぞ。
(これでも遠慮してて、ホントはもっとエグイボールなのかも)
少しほつれ気味だったナチュラルもかなりほつれてしまった。
ワタクシのせいではなく、嵒瀬コーチの球威のせいだと思われるけど。
どうせなら切っちゃいたかったな。
そんなわけでラケットの好みもあれこれなのだけど、
ワタクシの好みのモデルは関口パーソナル PRESTIGEだったりする。
なんの参考にもならないね。
申し訳ない。
コメント