黒崎神社のおみくじロボットだって。
なんで?
調べてみたら、地元企業の地域活性化策らしい。
やってみればよかった。
占い系はまったく信じてないけど。
さて、そんなわけでHEADさんから預かったG360+ SPEEDシリーズ。
コロナ対応やらなんやらでバタバタでいったいいつ打つの?って感じだったが、
まずは17歳児のクラブで練習前の練習で試してみた。
とはいえ、メインは17歳児の練習だし、1時間ずっと打ちっぱなしじゃない。
そもそもジュニア相手に1時間打ちっ放しは無理。
いつもは、ラリー〜テーマ球出し〜確認のラリーって感じなので、
ちゃんと味わうならせいぜい2機種かなってことで、選んだのは、MPとPRO。
やっぱり基本はここでしょ。
Graphene 360+ SPEED MP
■フェイスサイズ:100平方インチ
■ウエイト:300g
■バランス:320mm
■ラケット厚:23mm
■ラケット長:27inch
■ストリングパターン:16/19
■グリップサイズ:G2,3,4
■価格:35,500円
なんかナイター照明に映えるね、このカラー。
打ってみた。
おっ!飛ぶ。打ちやすい!
なんだろ、前々作あたりのSPEEDと比べると、
格段に扱いやすく、ガツガツした角が取れている。
打球感は前作のSPEEDでけっこうマイルド方向に戻ったんだけど、
今度はその味そのままに、飛びが良くなっている気がする。
これってSPEEDなの?って感じ。
これまでSPEEDって、ジョコビッチとかズベレフとか、
ツアーモデルの代表的一角という印象が強くて、
使い手を選ぶラケットって気もしてた。
ワタクシ的にはフレーム内部が詰まった感じの
ガツガツ系のフィーリングはあまり好きじゃないので
前々モデルまではちょっと距離を置いていたのだが、
前回のG360 SPEEDでマイルドでナチュラル方向になったので、
これを機によりを戻してみた。(彼女かっ!)
つまりそれだけ広い層にマッチするモデルになったってこと。
ツアー系の味付けを残しつつ、扱いやすさも両立させるって、
かなり難しいと思うんだけど、そこはさすがのHEADさんである。
で、今回のG360+ SPEED MPは飛びの良さに磨きがかかり、
より楽に(?)攻撃的なパワーアシストが加わった印象。
うーん、打ちやすいぞ。
とにかくナチュラルに飛んでくれる。
オフセンターも多少なら許容してくれる懐の深さもある。
実は張ってあったストリング(HAWK TOUCH)のテンションが
若干低めってこともあったのかもしれないが、
それでも確実に飛び感は増したと思う。
とはいえ、そこはツアー系モデル。
吹っ飛んでしまうほどの飛びではない。
ちゃんと振った分、プラスアルファのアシストの絶妙ぶりがウレシい。
スピンも極端なことをしなくてもちゃんと掛かる。
飛んでくれる分、スピンコントロールにも意識を分けてあげられるからなのか、
スピン量の調整も思い通りという感じ。
ある程度普通に振って良いボールになるから、無理をしないで済む。
つまり、ミスヒットも減るってことで、その恩恵は大きいんじゃないかな。
ボレーもガツンという感じが少ないので、コントローラブル。
自然に合わせるだけでベースライン付近にスーッと飛んでくれる。
特にバックのローボレーなんかはとても良い感じに
ネットを越えて相手コート深くに飛んでくれた。
バウンド後の伸びも良いし、オールラウンドな印象だ。
縦振りのサービスもパワーアシストを感じられるショット。
スピードも出るし、回転系の引っかかりも良い。
もう少しストリングのテンションを上げたら、
オンラインくらいのシビアなところも狙えそうだ。
なんか、とてもオールラウンドな武器を持てた感じの今回のG360+ SPEED MP。
やっぱりMPはベンチマークモデルとしての期待を裏切らなかった。
ぜひ、多くの方に使ってもらいたい。
もうこのシリーズ、販売しているので、試打もできると思う。
RECテニススクールにもMPは入荷済み。
試打も一部のスクールに置いてあるので、お気軽にコーチにご相談を。
MPで感動してたら長くなってしまった。
PROのインプレは次の機会に譲りたいと思う。
実は、個人的にはこの後に打ったPROがドンピシャだった。
ここに来てPROがハマるとはっていう感動もありのインプレは次回のココロだ〜。
(わかる人にはわかる、小沢昭一風)
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