某所にて。
とてもキレイな状態。
やっぱりVESPAはこの年代がいいね。
お金と時間とガレージがあったら買うんだけど。
(どれも無いわっ!)
さて、たまには仕事について考えてみる。
(たまにはかっ?)
いちおう管理職。
いい歳だから管理職歴もまあまあ長い。
で、管理職ってなに?ってこと。
おそらく管理職ってキャリアやスキルとはちょっと違う。
転職しようとして、何をアピール出来るかって考えたら
「管理職やってました」とは言うかもしれないけど、
「スキルは管理職です」とは言わないだろう。
笑われるわ、きっと。
管理職はスキルとはちょっと違う。
能力ともちょっと違うかな。
キャリアといえばキャリアかもしれないけど、
出来ることにアタリをつける少しの参考程度にしかならないと思う。
簡単に言うと、管理職はキャリアや能力じゃなくて、
「その役割をしたことがある」程度の名称に過ぎない。
キモは、じゃあそのポジションで何をしたのかということ。
システムを構築した、数値を上げた、仕組みを改革した、
制度を作り上げた、人材を輩出した等々。
組織に利益を与えたことについて具体的に言えないと、
キャリアの説明にはならないんじゃないかなと思う。
チームを率いていたというのは現象に過ぎない。
何を発想し、生み出し、そのチームを稼働させ、何を成し得たか。
それがすべて。
管理職はポジション名であり、イコール能力とは言い難い。
とりあえずの管理職って人も世の中にはわんさかいるだろうし、実際そう思う。
何かを生み出す能力は持っているか。
管理職だから、人にやらせる、人を使うだけだと、どんどん力は落ちる。
仕事を割り振るのはチームにおいては管理職の仕事だが、
自分はまったく出来ないのに、理解していないのに・・
ではリーダーとしては心もとない。
「手に職」的なプレーヤー部分と組織運営能力のバランスが大事なんじゃないかなと思う。
やらない、出来ない、汗かかない、その覚悟がないリーダーに仕事を振られて、
能力を問われてもなぁってなるだろうし。
管理職経験はラベルの一部分でしかない。
酒瓶の後ろ側の下の方に貼ってある生産地程度の情報かな。
表のラベルにちゃんと書けるスキルを磨き続けなければ。
管理職は忙しい。
それは事実だし、仕方ない。
ただその部分だけに忙殺されたり、
マインドまでどっぷり浸かってしまうと、
「管理職」のポジション表示ラベルが取れた時に何も残っていないかも。
そんな危機感は持ち続けないとだなぁ・・・。
と思ったりした。
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