12時間のフライト。
映画を観まくっていたら、パリに着いた。
ちなみに、「リメンバーミー」「マッドマックス」「ブラックパンサー」を観た。
ローランギャロのオフィシャルではないが、
選手もたくさん泊まっている。
エレベーターではベンチッチに会った。
日本人選手も泊まっているらしい。
ここからローランギャロは2kmくらいらしい。
歩くのにいい感じの距離感。
とりあえず、起きたらランニングへ行こう。
セーヌ川沿いかな。
そんなパリ初日。
さて、某日。
何やら革新的なラケットが発表されるというので、品川プリンスホテルへ。
厳戒態勢の発表会は撮影・録音不可。
その後、高輪テニスセンターに場所を移し試打会。
この様子は情報解禁日を過ぎれば公開自由とのこと。
プリンスさんは情報公開自由の場合が多いのだけど、
それだけ気合の入った新製品ということなのだろう。
テニスサポートセンターのカワダコーチ、
ラフィノのクニヒコ、フッキーも来ていた。
テニス界の有名人のお三方である。
新製品ラケットがずらり。
このままのデザインで発売されるわけでは無く、
まだコスメは載っていない。
実はモデル名もわからない。
しかしモノはこれという不思議な試打会だ。
このシャフトの特殊形状が、フォアで打った時にはスピード重視、
バックで打った時には乗り(安定感)重視と、表裏で特徴が変わるのだ。
当然、利き腕の違いや、逆の効果が欲しい人もいるだろうから、
両側2種類のタイプが必要になるってことだ。
とはいえ、デカ厚系にカテゴライズするほどのルックスではない。
その後、ワタクシたちも試打。
おっ!確かにそれぞれのサイドで打球感が違う。
しなりの違いなのか、硬さの感触と球の乗りが明確に差がある。
へぇ、こんなことが出来るのね。
すごいな、この発想。
ワタクシ的には右で打つから右利きの方が良かった気がするが、
バックハンドにスピードを求めたい方には左利き用が良いのだろう。
何れにしても、この明確な違いにおいてどちらを選ぶかかな。
たしかフェイスサイズは2種類、ウエイトも2種類。(だったような)
しっかり飛ぶし、スピンもかかる。
適度なしなりだがダルくはない。
いわゆる飛び系のラケットだ。
ボレーも気持ちよくボールが出て行くし、
サービスもしっかり切れてスピンもかかる。
形状とコンセプトで一瞬「キワモノ?」と思うかもしれないが、
かなり素直なラケットだと思う。
前述したが、このラケット、最終デザインも名前も値段もわからない。
形状からしてあまり安いモデルではないだろうなという気もする。
このシャフト形状、手間がかかりそうだし。
個人的にはこのままのデザインでもじゅうぶんカッコいいから
コスメはこれでその分値段を抑えて欲しいなって気も。
もうすぐ展示会があるので、そこで最終形が発表になるそうだ。
発売は8月だとか。
この夏の新製品の目玉のひとつだと思う。
とにかく一度打ってみて欲しい。
本当に裏と表で違うのがわかると思う。
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