「横浜会というのがあるんだけど、来ませんか」とお誘い。
どんな会なのか、誰がいるのか、よく分からないし、
そもそもワタクシ、横浜じゃなくて千葉なのに
なぜ呼んでいただけたのか分からないが、
お声が掛かるうちが華ってことで、参加。
いつもはもう少しメンバーが多いらしいが、
先輩方のお話はとてもためになった。
やっぱり交流って大事だな。
ちょっと遠いけど、ぜひまた呼んで欲しい。
ありがとうございました。
さて、懐かしラケット。
クナイスル・ホワイトスター・イワンレンドルである。
クナイスルはスキーブランドとしてメジャーだが、
テニスではイワン・レンドルの使用機として(多分)有名。
と言っても、レンドル以外のプロはあまり使用していなかったかな。
このモデルも機種名はホワイトスターだが、
イワン・レンドルが使うようになって、
レンドルの名が冠されるようになった。
シャフトもゴツい。
機種名を見ると、LENDL AUTOGRAPH となっているが、
LENDL PROというのもあったような気がする。
値段はメッチャ高かった。
たしか、48,000円くらいだったと思う。
実はワタクシ、二十歳の頃、このラケットを使っていた。
アルバイトをしていたスクールのヘッドコーチが使っていて、
譲ってもらったり、買ったりで、4本くらい持っていた。
その頃はまだ「レンドルプロ」という名前ではなく、
単に「ホワイトスター」という機種名だった。
徐々に買い足して言ったのだが、
購入時期によって塗装の感じがバラバラで、
作りの甘さにちょっとがっかりしたりもあった。
フレームのホワイトは使っているうちに黄ばんできて
そのうち「軽いイエロースター」になる。
それを消しゴムでこすってホワイトスターに戻すのが毎週の作業だった。
打球感は素晴らしかった。
振動の少なさ、剛性は高いが硬質ではない打球感。
ボールが一瞬フェイスにめり込んで、抜けるような爽快さで放たれる。
素材ではなく、フレーム構造で剛性を出していたのだろうか。
とにかく、当時主流だった、YONEXのRシリーズ(22・27)や
カワサキのグラファイトシリーズとは対極の打球感だったように記憶している。
独特の打球感はストロークには最高だったが、
フェイスが小さいのでネットプレーは若干苦労した。
そりゃ、レンドルだってボレー出来ないわと思ったものだ。
その後、レッドスターとか派生シリーズが出てきて
メーカーの方向性がよく分からなくなったのと、
モデルによっては表面がひび割れてきたりして、
最後は手放してしまった。
多分、手元にもう残っていないと思うが、
1本くらいは取っておけば良かったなと後悔している。
テニスコーチをはじめた頃の思い出のラケットである。
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