ウケとか、練習試合とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

14歳児の面談があったそうだ。
まずは本人面談の様子を聞いてみた。

「何を話したの?」

「テニスのこと聞かれて、10分くらいで終わっちゃった」

「勉強のこととかは?」

「まあ、成績も良いし、良いんじゃないかなって」

「それだけ?」

「あと、夜ご飯はテニスの帰りに車の中でお弁当食べてるって言ったら、
味噌汁は飲んだ方がいいって、お母さんの面談で言っておくって」

そんなことしか言うことなかったらしい。(苦笑)

後日、妻が保護者面談へ。
どうだったと聞くと、ベタ褒めだったとか。

「一番の席の彼にテストのプリントを後ろに回してと渡すと、
ありがとうございますって言うんですよ。
そんな礼儀正しい子、今までいませんでした」

「テニスも頑張ってるし、成績も良いし、このまま東大目指してください」

いや、別に東大目指してないよね、たしか。

それにしても先生ウケがやたらと良いのもある意味心配だ。
テニス部の顧問の先生は授業でも怖いと評判だが、14歳児に言わせると、
「変なことするから怖いんだよ。ちゃんとしてれば別に怖くないし」
ってことらしい。

ワタクシなんて中学時代、学校の窓ガラスを一番割った生徒だったし、
(バイオレンスな意味ではなく、不注意でね)
忘れ物大王という、ちゃんとしてない筆頭だったから、
「ちゃんとしてれば」の意味がよく分からないんだけどなぁ。

普通はちゃんとするのが大変なんだよ。
変な子だ。

 

さて、そんな14歳児、高等部の練習試合に連れて行ってもらった。
正式な参加ではないので、保護者付きが条件。
今回はワタクシが連れて行った。

先輩方の中、遠慮がちに輪に加わる。
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校風なのか、皆おっとりしていて、とても優しい。
部活な威圧感はゼロである。

最近の部活ってこんな感じなのかな。
ワタクシが高校の頃は理不尽がテニスウェア着てるような先輩がたくさんいたけどな。
今思えば、たかだか1,2歳の違いであの関係性はないよなぁ。
まあそれはそれで勉強になったけどね。

なんてことを思いながら、14歳児の試合を観る。
さすがに彼以外は全員高校生だから、パワーもあるし、
そう簡単にはいかないが、試合が出来るのは有難い。
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試合後も先生に報告そしてアドバイスをもらう。

最後はシングルス。
なんと先生が相手校のナンバーワンの子との対戦を組んだ。
それはそれで有難いが、先輩たちを差し置いていいのかな。

試合は完全に力負け。
終始、ラリーの主導権を握られ2-6で終了。

試合後、相手選手のお父様が話しかけて来た。
聞けば、近所にある強豪クラブに通っているらしい。

14歳児のことを「中2なんですって。驚きました」と
いちおう褒めてくれたが、まあ正直相手になっていなかった。
しかしこれも良い経験である。

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先生が何かと目をかけてくれるのは
当然、高等部ではテニス部の入るようにねってこと。

「彼には高校1年生から部を引っ張ってもらいます」と
ここでも先生ウケは良いようだ。
これも一つの能力かもしれない。

ワタクシには無かった、そして今も持っていない「人ウケの良さ」。
うらやましい限りである。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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