ぶらりとか、YONEX VCORE Siインプレとか。

テニス用品


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

あまり縁の無い町。
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都電の駅を探して歩く。
こんなところに駅があるのだろうか。

あった。
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人生初の都電荒川線である。

ボディーには寄席のラッピング。
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駅間がメッチャ近い。
そしてゆっくり。
大塚駅までかなりの時間が掛かってしまった。

それぞれの駅前の雰囲気と乗客の雰囲気から
生活に根ざした交通手段であることが感じとれた。
たまにはいいものである。
次回は一日使って、ぶらり途中下車の旅をしてみよう。

 

さて、現在RECではラケットキャンペーンの真っ最中。
各メーカーさん自信の商品がズラリと並んでいる。

その中で気になった1本をご紹介。

YONEX VCORE Si98
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■フェイスサイズ:98平方インチ
■ラケット長:27.0インチ
■フレーム厚:22-22-21.5mm
■ウエイト:305g
■バランス:315mm
■ストリング:16×20
■グリップサイズ:G2/G3/LG1/LG2/LG3
■価格:31,000円

 

YONEX VCORE Si100
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■フェイスサイズ:100平方インチ
■ラケット長:27.0インチ
■フレーム厚:24-2-22.5mm
■ウエイト:300g
■バランス:320mm
■ストリング:16×19
■グリップサイズ:G1/G2/G3/LG0/LG1/LG2
■価格:31,000円

ヨネックスさんの新製品、うたい文句は「Bite!」である。
Biteっていうのは「食いつく」という意味で、
バスフィッシングでも魚がルアーを加えることをバイトという。

ということで、バイト!はバスフィッシングにおいては
たまらないことなのだ。

ならばこのラケットは食いつくようにボールを捉えるわけで
さぞや特徴的な打球感があるのだろうと期待は高まる。

フェイスサイズは98と100。
100のほうはいわゆるゴールデンスペックに近い。

特徴的なのは、ゆるやかにテーパーの掛かったビーム。
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(ひどいピンボケ。申し訳ない)
これはヨネックスさんの得意とするところで、
実に絶妙なしなり感を生み出すのだ。

 

早速、打ってみる。

確かにくわえる感じは強い。
フェイスにボールがくっつくのも感じ取れる。

しかし、しっとりとボールをくわえて打ち出すと思いきや、
最近のラケットの傾向でもある、少し乾いた感じもある。

乾いたフィーリングと粘りというか、
くわえ込みは相反する気もするが、
少し乾いた感じで絶妙な粘り感があるのに驚いた。

これを持って、「BITE!」というのだろうか。
なるほど、今までのモデルではあまり感じなかった打感かも。

この乾いたフィーリングは飛びの良さとして作用する。
これ以上乾いた感じだと、くわえ込み感は激減するだろう。
このあたりの味付けが絶妙である。

 

スピン系はくわえるというか、しっかり引っ掛かって
強烈にスピンがかかる印象。
ストリングがボールをくわえるような感触だが
おそらくフェイスの絶妙なセッティングのおかげなのだろう。

ヘビートップスピン、フラット系と、
自分が意図したスピン量でボールを打ち出せる。
特に引っ掛け気味にショートクロスへ落とすパスなどは
感動的にキレイに決まる。

これぞBITE!ってことなのだろう。

 

サービスのキレも良い。
フェイスというか感覚的にはストリングに
ボールが一瞬乗って強烈に放たれていく印象。

スライス、スピンともにかなりの回転がかかり
大きな変化で相手コートに突き刺さる。
これはかなりの快感である。

 

ボレーも適度に弾くので扱いにくさは無い。
無理に振らなくともしっかり飛んで行ってくれるし、
ドロップボレーやアングルボレーのキレも良い。

で、このフィーリングを生み出しているのが、
以下のテクノロジーらしい。
bistm
なるほどねぇ。
確かに恩恵は大きいような気がする。

単にくわえすぎてはフィーリングはダルになる。
スピードテニスという最近のトレンドからも少し外れる。
その絶妙なところを実現するのがヨネックスさんの技術力なのだろう。

 

実はこのラケット、キャンペーンでのセールスも好調。
機種別では一位を爆走中である。
やはり打ってみてその良さを感じやすいのだと思う。

価格も絶妙な31,000円。
最近、ラケット価格がジリジリと上がる中、
微妙に低めに設定するところもさすがである。

 

あまりに良いところばかりではあるが、
個人的にはひとつ気になったところがある。

それはグリップサイズ。
試打はG2だったのだが、微妙に太い気がした。
使っていくうちにリプレースメントグリップが痩せてきて
細くなっていくのだろうが、やはり微妙に太く感じた。

実はこういうことはどのメーカーさんにも時々ある。
どうしてそうなるのかは分からないが、
一度実物を握ってからグリップサイズを決めるのが良いだろう。
グリップテープを巻く方はその分の計算も忘れずに。

上記のスペックには書かなかったが、
各機種ともGサイズとLGサイズと、
ヨネックスさん得意の細かな設定がある。
そういう意味でも、実際に持ってみて、
振ってみて決めるのが良いと思う。

あまりレベル限定ではない、かなり万能なVCORE Siだと思う。
オススメです。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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